心を無視する社会
社会人とは、ある意味とても残酷で、
特にこの日本という国は、
そういう意味では、
生きにくいのかもしれない。
日本は世界第二位の経済大国でありながら、
2016年度の国民幸福度は世界53位。
2015年から、順位が7位も下がった。
年間約3万人もの自殺者と、
110万人以上のう鬱病患者がいる現状。
これらの現状から導き出される答えは、
幸せは経済力に比例しないこと。
そして、仕事上の関係や他人に対して、
人の心を無視する傾向があること。
これらの問題を抱えていることが分かる。
人の心を傷つけることは簡単で、
人の心を癒すことは難しい。
鬱が進行して仕事ができなくなって、
更に鬱が進行する悪循環もある。
傷つけられた人は、
他人を傷つけやすくなる。
余裕がなくなって、
他人に優しくなれなかったり、
思いやりを与えられなかったりする。
その連鎖は、世界に閉塞感をもたらす。
そしていつか、何かしらの形で、
自分に返ってくる。
社会という世界は、
沢山の人達で成り立っている。
その1人1人が、
自分勝手に行動したり発言していたら、
悪いことの繰り返しになってしまう。
多くの人達は、とても短気で、
小さなことにこだわり過ぎてる。
同じことを伝えるにしても、
伝える言葉を慎重に選ぶべき。
相手を傷つけても、誰も得をしない。
俺のおじいちゃんが、こう教えてくれた。
「自分の発言は、岩に刻まれると思え」
それくらい、自分の発言には、
責任を持つべきだと思う。
そして、傷つけられた人は、
自分なりの対策を考えて実行しよう。
面と向かって相手に伝えるのもいい。
大切なのは、我慢し過ぎないこと。
日本人は忍耐を美徳とする傾向があるけど、
いついかなる時でも正しいとは限らない。
ちゃんと自己防衛をしよう。
場合によっては、逃げ出したっていい。
休みたい時は休んだっていい。
そんな風に、自分を大切にしてあげてね。
希望を忘れずに抱いていこう。
その先に、青春が待っているから。