人それぞれの世界とは

人それぞれ自分の世界を持っていて、時に開かれたり閉じたり繋がったりする。

だから世の中は面白い。

 

世界観と言うと、クリエイターやアーティストのイメージがあるけど、実際はそんな大それたものじゃなくて、例えばサラリーマンが会社で仕事をして、その後飲みに行って帰宅する、みたいなライフスタイルであっても、そのひとにとってはそれが自身の世界になる。

そのサラリーマンが静岡県に住んでるなら、鹿児島にある小さな飲み屋は世界に含まれていないので、世界は認知の範囲とも言える。

 

そして同じ人間でも、関係性によって違う顔を見せる。

それこそ仕事とプライベートでは、立ち振る舞いや言葉使いが変わるのは普通だし、恋人と友達でもコミュニケーションは変わる。

俺の世界ではあの人はこうで、君の世界ではあの人はこう、といった感じでね。

 

それらの世界をどう表現するかも人それぞれで、仕事をバリバリこなす人もいれば、プライベートを充実させようとする人もいる。

特技を生かす人も人もいれば、のんびり暮らしたい人もいる。

それは価値観という言葉に置き換えることもできて、その価値観が思考や行動の軸となる。

 

 

現代はスマホやネットが普及しているので、そんな自分の世界を表現しやすくなった。

考える必要はないけど、スマホやネットが世の中になかったら、みんなの人生も全く違ったものになっているはず。

特にデジタル系のジャンルは、大きな進展を見せた。

 

俺の場合は、こうしてブログで自分の考えや想いを伝えてるし、動画や音楽でも自分を表現している。

同じようにデジタルコンテンツを作ってら人たちは沢山いるけど、その中でも俺は気持ちを優先にして制作しているので、純度は高い。

つまり俺にとっての世界は、作品に凝縮されている。

もちろん、そこで発信している活動そのものもね。

 

ただ現実では、自分の世界を開くことは基本的にはない。

それは多分、自分の世界の純度を保ちたいからだと思う。

 

自分の世界に自分を閉じ込めて、浸りながら作品を生み出す時間が一番大好き。

だから多分、リアルで完全に孤独になって、誰とも関わらなくても幸せに生きていける稀な人間だと思う。

 

そのことに気づいたのも最近なので、自分自身を知ること自体が楽しい。

音楽作りはその最たるもので、「イメージした曲を作ろうとして全く違う曲になったけど、こっちの方がいいね」って思うことも多々ある。

「本当の自分は、はこういう曲を作りたかったんだな」ってね。

 

そんな俺も、たまに世界の扉を開いて誰かを招き入れることもある。

それは理屈ではなく、気分や直感や感性により、相手を受け入れたいとか、繋がりを深くしたいと思った時。

まともな人は、みんなそうかも。

 

そんな風に自分の世界の扉を開放して、本当の自分同士で仲良くなれる人が増えたら嬉しい。

それはきっと、最高の青春に繋がっているから。

 

ということで、引き続き自己研鑽しながら作品を作っていこう。

より高みを目指して、真の仲間と繋がる為に。

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