ソシャゲは現実を捨てた人たちだけが依存し続ける哀れな世界

約5ヶ月もの間続けてきたソシャゲ『北斗の拳レジェンズリバイブ』も、さすがにそろそろ飽きてきた。

元々夜型生活だった俺に、早寝早起きの習慣を授けてくれた北斗だったけど、いつの間にか楽しさは激減していて、今はただ惰性で続けているだけになった。

 

ソシャゲは無料でいつでもどこでも遊べるから、手軽に遊ぶ娯楽としては良いと思うけど、それでもゲームであることに変わりはないので、続けていればその内飽きる。

これはゲームに限らず、全てのエンタメや娯楽に共通することだと思う。

 

人間の脳は数万年前からほとんど変わっていないので、人間の脳科学や心理学はとっくに分析されていて、まだ未知なる領域もあるとはいえ、依存させたり課金を促す方法も確立されている。

でも時間とお金は誰にとっても大切な資源であることに変わりはないので、楽しいならやるし、つまらないならやめればいい。

 

ただ、何かに使えば何かに使えなくなるのが資源なので、時間やお金をゲームに費やした分、他のことができなくなるのも確か。

例えばソシャゲに1日1時間費やしたとして、月間で30時間になるけど、その30時間を時給1000円のバイトに費やせば、3万円の収入になる。

それは年間36万円もの収入になるので、毎日の積み重ねは大きい。

 

更に最悪なのは、重課金が習慣化している人。

例えば毎月1万円も課金していた場合、先程の年間36万円の収益が消え、代わりに12万円の出費が計上されるので、差し引き48万円もの損失になる。

果たしてゲームにそこまでのお金と時間をかけるべきだろうか。

 

さっきも言ったけど、ゲームなどの娯楽は楽しいからやるものなので、楽しいならやればいい。

例え年間48万円もの損失があっても、本人がそれ以上の価値があると感じれば正解になる。

でもほとんどの人は、そこまでの価値を感じてないと思う。

俺のように、最初は楽しくてやっていたことが、いつの間にかつまらなくなったのに、惰性でやってるだけになっている人が多いんじゃないかな。

 

ということで、俺は北斗から緩やかに離れて、楽しいと思うわずかな内容だけを楽しむことにした。

それなら無料のまま、大体1日3分〜5分くらいで済む。

 

だからと言って、新しいゲームや娯楽は探さない。

今は音楽制作や映像制作が楽しいから、それが遊び兼仕事みたいなものだから、やるべきことを進めながら毎日をより充実させていく。

 

ソシャゲの中でいくら強くなっても成長しても、現実は何も変わらない。

現実を捨てた人たちだけが依存し続ける、哀れな世界だ。

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