ふと昔の自分と今の自分を比べてみて気づいたこと

先日、ショッピングモールの中にあるゲーセンで、昔懐かしのスロット台を見つけたので、遊んでみた。

20代の頃はスロットで収入を得ていたけど、30代になってからは全然やらなくなったので、スロットをやって昔の感覚が蘇った。

 

こんな風に、昔よくやっていたけど今はやっていないことは、当時の感覚に戻りやすい。

音楽や映像作品や匂いなんかもそうだと思う。

 

「パチンコ屋がある限り、俺が貧乏になることはない」と豪語するくらい稼いでいた当時は、今とは比べ物にならないくらい裕福だった。

その分出費も多かったし、そのほとんどが無駄遣いだったけど、心の余裕や自由感があり、若かさも相まって自信に満ち溢れていた。

元気で前向きで、縛られるものが少なかったからこそ、今よりもっと自分の気持ちに忠実だった。

 

それは、「仕事=お金を稼ぐ為に我慢してやるもの」というイメージがあり、自由に好きなことをしてお金を稼いでいるという満足感があったからかもしれない。

優越感があり、戦ってる感もあったから、良くも悪くも精神的な若さを失わなかった。

 

 

 

それに比べて今は、アラフォーになって色々と落ち着いてきている。

スロットを卒業してから10年経つから、変化が大きい方が健全だと思うけど、状況的には良くはない。

でも今の自分も好きだったりする。

 

人生は基本的に、楽な道ばかり選び続けていると後で苦労するハメになるし、逆に苦労する道をあえて選び続けていると、後で楽になりやすい。

そして俺は、楽な道ばかり選ぶ人間だった。

 

けどこれまで色んな困難を乗り越えてきたおかげで、着実に成長してこれた自信もある。

世の中や人間の本質を理解したり、読み取れるようにもなったし、取捨選択する判断力も、10年前の自分とは別人レベル。

恵まれた国日本では、歳をとるだけで悪い意味で変わらない人も多いので、成長できてる実感があるのは嬉しい。

 

 

 

昔の感覚を思い出すのは、「あの頃は良かったけど今は…」的なネガティブな方向ではなく、昔と今の自分を比較することで、答え合わせをする感覚。

自分も世界も変わり続けるので、選択や正解も変わる。

だからこそ、たまに過去を振り返るのも大事。

 

そして、20代の頃に好きなことで生活できるだけのお金を稼いでいた経験は、その後の人生の大きな武器にもなる。

常に理想の未来を見据えつつ、現実も直視して道を切り開いて行くのが楽しい。

 

今も昔も共通することは、何事も論理的なロジックが重要だし、仮説として描いた戦略を実行しながら結果検証をして、改善策や解決策を考えて実行するループを、なるべく早く回し続けること。

それがちゃんとできれば、全てうまくいく。

うまくいかない時は、このループのどこかが間違っているか、遅すぎるかだ。

 

 

 

まぁそんなこんなで、我ながら面白い人生を歩んでる。

そしてこれから、もっと楽しくなっていくはず。

 

今やっていることや、考えてることも、いつか振り返る思い出話になる。

やりたいことは、全部やっていくぞー!

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