自殺した親友が教えてくれた今を生きる意味と手紙

命ある内は今を生きよう

人はいつか必ず死ぬ。

いつか死ぬ覚悟はできてるけど、
死なれる覚悟も必要で、
今こうして生きていられることは、
本当に大切で幸せなことだと思う。

 

死んでから有名になる画家もいる。

死んじゃってもチャンスはあるけど、
その時、自分はもういないからね。

 

時間は流れ続ける。

多分、それは永遠かもしれないけど、
自分と周りの人達はいなくなる。

 

生命体としては生きていても、
自分の気持ちや意志をなくして、
死んでないだけの人もいる。

嫌われないように自分を押し殺して、
目立たないように息を潜めるような
マナーモードの人生は、
生きてるように死んでるだけ。

 

その内自分もそうなるかもしれない。

いつ、どうなるかなんて分からない。

でも、ちゃんと生きている限り、
諦めないで理想を追い求めていく。

諦めだらけの人生なんてごめんだよ！

 

 

親友の自殺から1年

前にもブログに書いたけど、
1年以上前に、親友が自殺した。

あまりに突然のできごとで、
全然実感が沸かなくて、
悲しさよりも疑問の方が大きかった。

 

自分にとって大きかった存在が
いなくなるのは凄いショックなこと。

でも俺は「どうにかしなきゃ」と思った。

 

それは自殺する人を減らすことでもあり、
自分自身が悔いのない人生を過ごすこと。

やれるだけのことをやって、
理想を実現させる為に挑戦して、
一生懸命生きていこうと決意した。

じゃなきゃ死んだ親友に申し訳ない。

 

1年以上経った今でも、
何かあるごとに親友の自殺を思い出す。

死は身近にあり、まとわり続ける。

死を意識することで、本当の意味で
今を大切に生きられるのかもしれない。

 

過去の関連記事はこちら↓
親友の自殺

 

 

希望なき逆境の中で

そんな俺は今、かなり苦しい状況にいる。

過去最大のピンチかもしれない。

借金は100万円以上になったし、
お金になる仕事も全然ない。

今作っているコンテンツだって、
お金になるかどうかは分からない。

また雇われる労働者に戻って、
まずは経済力を回復させたり、
普通に生活できるようにしようと
逃げたくなることもしょっちゅうだ。

 

でもね、そんなの大したことない。

やりたくないことやって
安定した生活を送るより、
やりたいことやって貧乏な方がいい。

お金がないなんて、大したことない。

だって生きていられるから。

 

今まで散々無駄なことしてきたし、
努力量も行動量も足りてなかった。

間違った判断ばかりしていて、
やれることもやってなかった。

何かのせいにして逃げたこともあった。

 

それでも1つだけ誇れるのは、
諦めずに夢を追い続けていること。

それだけだよ。他には何もない。

 

それでも「生きてる」って胸を張れる。

魂がちゃんとあるんだよね。

信念を持っているから心もある。

俺は俺の人生を生きてるって断言できる。

それしかないけど、
それが1番大事なことなんじゃないかな。

 

 

全部いつかは終わるからこそ

今この瞬間を精いっぱい生きることほど
大切なことは他にない。

「別に死んでもいいや」じゃなくて、
「今死んだら悔しい」って、
本気で思えるような今を生きていく。

実力があるないとか、
成果が出る出ないとかはどうでもいい。

自分自身が納得できる今を生きているか。

それが1番大事なんだ。

 

自殺した親友は、先に死んだだけ。

俺だっていつか死ぬし、
周りにいる人もいつかは死ぬし、
このブログを読んでるあなたも死ぬ。

でも、終わりがあるからこそ人生は輝く。

限りがあるからこそ、一生懸命生きられる。

 

 

 

貴ちゃんへ

そっちの暮らしはどうですか？

こっちからそっちは見えないけど、
そっちからこっちは見えているかな。

キッシーは結婚したし、
池本は相変わらず家庭円満だし、
ポコは海外でのんびり暮らしてるし、
パッパラはまさかの起業を考え出したよ。

俺の今はご覧の通り、逆境もいいとこだよ。

自殺するつもりはないけど、
このままだと普通に死ぬかもw

 

てかお前、34で死んだから、
今は俺の方が年上だよw

これからは俺がどんどん先輩になっていく。

その内「お前は若くていいなー」って
言いだすかも。

 

 

あの時は、気づいてあげられなくてごめん。

何となく元気ないかも？
くらいにしか思ってなくて。

今思えば、もっとちゃんと連絡取り合って、
色々話を聞いてあげれば良かったと
後悔してる。

でもいくら悔やんでも時間は戻せないから、
もう何もしてあげることはできない。

 

でも、これから先の未来で、
誰かを救うことはできる。

その為にも相変わらず無謀な夢を追うよ。

青春してる人は自殺しないし、
鬱にもならないから。

 

 

またちょくちょく手紙でも書くよ。

あと何年生きられるか分からないけど、
そっちに行った時は胸張って、
「やりきってきたぞ！」って言うよ。

あと50年くらい待ってて。

 

最後に、一応言っておくけど、
お前のことは誰も忘れてない。

だからある意味まだ死んでない。

心の中で生きてるし、いつでも思い出せる。

だから寂しがんな。

そっちで思いっきり酒飲んで酔い潰れてろ。

 

じゃあ、またね。