今時のパパ活事情から見た新しい仮想空間でのコミュニケーション構想

先日王将に行った時に、明らかにパパ活と思われる二人組を見かけた。

女性はもしかしたら10代かもしれないくらい若く、不自然なほど化粧が濃かった。

男性はもしかしたら60代かもしれないくらいおじいちゃん。

たまたま近くの席に座ったから会話も聞こえてきたけど、職場仲間や家族という感じでもないので、恐らくパパ活ではないかと。

 

パパ活。それは金銭目的で男女が関わること。

主に経済的な余裕がある40代以上の男性と、お金が欲しい10代〜20代の女子のマッチングで成り立っている。

パパ活専用のサイトやアプリもあり、経済低迷の時代ということで意外と男性の需要が高い場合もあるらしい。

少し調べてみたけど、相場価格は初顔合わせで5千円、デートが1万円〜3万円、身体の関係は3万円〜5万円くらいらしい。

 

パパ活と言えば少し柔らかい言い方になるが、要は援助交際とほぼ同じ。範囲や用途が広がっただけ。

そもそも男女の関係は千差万別なので、実態はそれぞれなんだろうけど。

 

しかし若い女性がお金欲しさに男と関係を持つのは分からないでもないけど、経済的余裕がある男がお金を払って若い女性と関係を持つのはどうなんだろ。

もちろん中には経済的余裕がない人もフリをして紛れてるんだろうけど、経済的余裕があって人間性もちゃんとしていれば、パパ活なんてしなくてもモテると思うんだけどな。

 

まぁそんな話はどうでもいいとして、パパ活の現場を目撃して「この世界終わってるな」って思った。

この世界っていうのは現実世界や国ではなく、パパ活に関連している人たちの生態系のこと。

 

若い女性に対しては、貴重過ぎる時間をそんなことに使うのはバカげてるし、そんなことしなくても稼ぐ方法はいくらでもある。

経済的余裕がある男に関しては、パパ活で関係を持てても寂しくないのか?と思う。楽しくなくない?それ。

要するにATMみたいな扱いをされて、良い気分になれるのかって話。

頭の良い人ならパパ活を利用して何かしらのビジネスに繋げると思うけど、多分そういう人はほぼいないだろうね。

 

パパ活関連の否定はこれくらいにしておいて、人が求めるものについて、メタバース構築と絡めて考えていこう。

別にメタバースじゃなくてもいいんだけど、人が求めるものを満たしてあげて、仮想空間でもいいから理想の世界を創れたら楽しそう。

 

超難しいけど、中高年のオッサンやおじいちゃんでも若い女性と自然にコミュニケーションを取れたり、寂しさを解消できたらいいのかなと。

どんなビジネスでも、基本的に若い女性を集めることができればその他の属性の人たちも自然に集まるので、集客力を高めることができる。

そして現実世界であれ仮想空間であれ、人が集まれば生態系が生まれ、小さな新しい世界が構築できる。

 

二次元のキャラクター制作をしている身としては、見た目や存在はアバターなどの作り物でいいと思う。

AIを活用して自動で会話できるようにしてもいいし、アバター同士でコミュニケーションを取るのもいい。

 

女性アバターを使用する本人が若くなくてもブスでもそれなりの見た目になるので、現実世界では通用しないレベルの人たちも最前線で活動できる。

もちろんそれは男性側も同じで、コンプレックスだらけの人でも積極的に活動できる可能性が高まる。

 

問題は、仮想空間の姿をそのまま受け入れる人がどれだけいるのかと、その場をどう作り込むか。

いくら見た目が二次元の美少女でも「中身はオッサンかも」と思いながら接しているとテンション上がらない。

あとやっぱりリアルなコミュニケーションには勝てないと思う。

 

仮想空間なんかは誰でも簡単に作ることができるので、人に選んでもらえる世界を創れるかどうかが重要になる。

でも作り込むこと自体は意外と難易度が高くなくて、だからこそ競争率が高いことが競争率を高めてしまう。

 

色んな人たちがコミュニケーションを取ったりできる仮想空間は、マッチングアプリの次のメジャーツールになる可能性がある。

この辺は深く考察しながら同時に調査を進めつつ、自身のスキルを高めながら時間もかけないといけないので、実現まで時間がかかるだろう。

でも少しずつ輪郭を浮き彫りにして具現化していくので、これから構想を深めていきまーす☆

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