ギブ&テイクは人間関係と経済に強く関連する大切な調和

世の中はギブ&テイクで成立していることが多く、そのバランスが整っていることが大切。

ギブ&テイクとは、簡単に言うと与えたり与えられたりすること。

 

当然ながら生きていれば多くの人たちと関わるし、中には凄く大切な人もいる。

昔は一緒にいたのに今は会わない人もいれば、今は他人だけどこれから繋がる人もいる。

 

俺は今まで特にギブ&テイクを意識してなかったけど、過去の行動を振り返ると与えたり与えられたりすることは沢山あった。

 

ギブ&テイクには感情的なものと論理的なものがあって、感情的なものの代表例は人間関係で、論理的なものの代表例は経済。

そして人の悩みのほとんどは人間関係とお金に関することなので、ギブ&テイクのバランスを整えたり効果性を意識すれば、様々な面で改善が見込める可能性が高い。

 

ギブ&テイクに対する言葉のニュアンスとしては「バランスを取る」というより「調和を図る」の方が適切だと思う。

難しいのは、この調和が人によって基準が違うこと。

同じことをしてもらってありがたいと思う人もいれば、全然足りないと思う人もいる。

人それぞれ性格や価値観も違うし、状況や感情によっても受け取り方や与え方が変わる。

 

なのでギブ&テイクの調和を図るのはかなり難しいというか、全員に対しては不可能レベル。

恋人や家族なら対象者が限られるので、ある程度把握することは可能だけど、それでも完璧な調和は難しい。

 

更にみんな自分のことも大切なので、他者を優先させることができない場合もあるし、できたとしてもストレスなどの負担がかかってしまう。

でもだからといって自分ばかり優先したり大切にしているとギブがおろそかになってしまい、価値提供できなくなった結果、人間関係や経済が悪い方向に向かいがち。

 

この問題の解決方法は、シンプルだけど実行が難しい『好きな人とだけ関わる』こと。

好きな人に対しては自然とギブできるし、何なら見返りを求めないことも多い。

しかも相手も自分のことを好きでいてくれるなら、お互いギブしまくって更に幸せになってもっと好きになるという好循環が生まれる。

 

でも当然ながら好きな人とだけ関わることはとても難しいし、できたとしても多様性は低くなる。

まさに二律背反で、何かを得れば何かを失う形。

 

そんな中どちらにせよ大切にするべきことは、感謝の気持ちを忘れないこと。

何かしてもらってから判断するだけでなく、過去を振り返って与えられたものを認識することで、他者や世界に対する感謝の気持ちが高まっていく。

 

ただ日本は世界的に見てもとても恵まれた国なので、感謝するべきことでも当たり前だと思ってしまいがち。

「このくらい与えられて当然」と思うことが多くなると満足度が低下して、不満が大きくなってしまう。

 

更に人には『より良いものを求める』という欲望があるので、それを抑えるのも難しい。

何もかも本当に難しいことだらけ。

 

なので感謝の気持ちを大切にしたり思い出すだけでなく、与えられることより与えることを重視した方が良い循環を生み出しやすくなる。

「与えられているか?」ではなく「与えているか?」の意識を強く持ち、与えた上で与えられているかどうかを判断した方が良い。

ギブ&テイクの並び通り、まずは自分が与える側になること。

 

その後何か与えられればギブ&テイクの調和が取れていることになり、与えられなければ調和が取れていないと判断し、何かしらの改善策を考えて実行すればいい。

人間関係でも経済でも選択肢はさほど多くないから、改善策を考えることはそんなに難しくない。

そこで実際に何をするのかは人それぞれだけど、根本的な考えはこれで間違いないと思う。

 

俺自身かなりわがままな性格なので、ギブ&テイクの意識を強く持ってこれから生きていく。

人間関係と経済だけでなく、作品作りでも沢山の人たちを喜ばせてみせるぞー!

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