高い求人率の真実

ここしばらくの間、求人率が高い。

全都道府県で1倍以上になってる。
東京では、2倍を越えている。

つまり、どこに行っても、
求人数より求職者数が多い。

バブル時以来の高い求人率。

俺が住む静岡県では、
何と24年ぶりの高さらしい。

 

求人率が高いと
景気が良いってイメージだけど。

実際はそういうわけでもなさそう。

率だけ見ると良いけど、県内だけでも、
求職者数は4万人を越えている。

仕事しながら探してる人もいるけど。

いや、仕事してるからこそ、かな。

 

副業として何かしたい人は多い。

副業をしたい人の多くは、
本職だけの収入では満足していない。

簡単に言うと、
「こんな会社なんて辞めてやるー!」
って人が増えてるんだと思う。

人が辞めていくから、
企業は従業員を募集する。

辞めた人は、就職先を探す。

でもほとんどの募集先は、
どこかの誰かが嫌で辞めた会社。

就職できても、良かったとは限らない。

結局また辞めるってパターンになりやすい。

そしてまた企業は募集をかける。

就職した人は退職し、また転職するループ。

今の日本は、そんな状況なのかも。

 

その原因の多くは、
企業や時代にあると思う。

最近の若者は忍耐力が足りないとか、
協調性に欠けるっていう大人もいるけど。

それは的を得てない気がする。

もし実際にそうだったとしても、
忍耐力協調性がないのは、
自分をしっかり持ってるからかも。

 

現実は、従業員に対して、
思いやりがない企業が多い。

利益や客ばかり大切にする。

でもそれは間違ってる。

従業員あっての会社だから。

従業員のモチベーションが低いと、
仕事の質も低くなり、成長率も下がる。

良い仕事ができないと、
顧客満足度も下がる。

そして利益が下がり、顧客も減る。

 

従業員を大切にすれば、
それと逆のことが起きる。

従業員のモチベーションが高いと、
仕事の質も高まり、成長率も上がる。

良い仕事ができると、
顧客満足度も高まる。

そして利益が高まり、顧客も増える。

だから経営者は、無理をしてでも、
社員第一の経営をしていくべき。

情熱を持っていたり、
一生懸命頑張りたい人は、沢山いる。

そんな人達を生かせるか生かせないかで、
経営は大きく変わる。

そしたら今とは逆に、求人率は下がるかも。

分かんないけどね。
散々上から目線で偉そうなこと言ったけど、

難しいことは分からない!(笑)

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