歳の差

社会人になると、色んな世代の人達と、
関わることが当たり前。

歳の差が10歳以上あることも、
珍しくはない。

自分の父親世代と一緒に働くなんて、
子供の頃を考えたら、
凄いことのように思える。

子供の頃、絶対的で、
完成されていたように見えた親世代。

そんな人達と仕事をすると、
自分も大人になったんだなぁって、
つくづく実感させられる。

社会人になってから、どんな意識を持って、
仕事やプライベートを過ごしてきたかで、
人間性は大きく変わる。

いつまでも未熟で、
悪い意味で子供のままな人もいれば、
どう頑張っても追いつけないって、
思うくらいレベルの高い人もいる。

そんな人達を見ていると、
日々の成長や今の積み重ねが、
とても大事だと思い知らされる。

悪い見本は反面教師だし、
良い見本はお手本になるから、
自分以外師匠って言葉は、
確かに正しいと思う。

生きている限り例外なく、
歳を取っていくから、
自分も誰かのお手本になれるように、
頑張っていこう。

 

逆に歳下の人達と関わる時もある。

歳上の人達同様に、未熟な人達や、
尊敬できる人達がいる。

だから結局、歳の差による違いはあっても、
人間同士ということに変わりはないわけで。

歳上が偉いだとか、歳下が未熟だとか、
決めつけは良くない。

年齢問わず、1人の人間同士として、
きちんと向き合うことが大事。

偏見や先入観によって、
本当の相手を見誤らないように。

プライベートというか、素の部分でも、
歳の差を感じることがある。

やっぱ、歳が上になる程、
テンションが低い気もする(笑)。

20歳前後の人達と一緒にいると、
少しのことで凄く笑ったり、
元気いっぱいはしゃいでたりする。

一般的な認識として考えてみても、
大人になると落ち着く印象がある。

感情的なのは若い人達で、
理性的なのが大人って感じかな。

今俺は33歳だけど、同年代の人達も、
だんだんおとなしくなってる。

いつからだろ?多分、少しずつ、
落ち着いていったんだろうけど。

少し寂しい気がする。

 

歳が若いからこその、
良いところ、悪いところがある。

歳を取ったからこその、
良いところ、悪いところもある。

歳を重ねて生きていくと、
何かを失いながら、何かを得る。

でも基本的には、ある程度の年齢を境に、
失う方が多くなっていく傾向がある。

だから本当は、歳が若い人達よりも、
歳を取った大人の方が、色々と、
頑張らなきゃいけないと思う。

失い続ける日々は、きっとつまんない。

できることも、失っていくことになるから。

学び続けることは大変だし、
成長していくことも難しいかもしれない。

それでも、青春の定義にもあるように、
理想の未来を実現させようとすることは、
生きていく上で、常に意識していこう。

その方が、絶対楽しいから。

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