【人間の大切な気持ち】好きって感情はどうして生まれる?

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好きという感情の振り幅

何かや誰かを好きになる時は、嬉しかったり楽しかったりして、良い気持ちになることが多い

でも好きって気持ちは、そんなプラスの感情だけで成り立ってるわけじゃない

好きだからこそ苦しいことや悲しいこともあるし、逆に苦しくて悲しいからこそ好きって気持ちが高まることもある。

 

感情の波が激しければ刺激的だし、穏やかなら平和になる

どれがいいのかは人それぞれ違うけど、振り幅が大きいほど好きって気持ちが高まりやすく、熱中しやすい

もしくは、熱中してるから振り幅が大きいのかもね。

 

どっちが先かは置いといて、人の感情はそういう風にできてる。

好きって感情を抱くには、色んなメカニズムがありそうだね。

 

 

金魚の稚魚に没頭した過去

少し前まで、金魚の稚魚をヤフオクで沢山買ってたんだけど、実はなかなかうまく育てられなかった

稚魚は病気になりやすく弱りやすいから、どんどん死んじゃってた。

それが凄く悲しかったし、うまくいかないことにイラ立ったりしてた。

 

でも他の動物と違って、金魚はある程度大きくなった方が綺麗でかわいい

稚魚は小さすぎて、金魚と判断できない子も珍しくない。

金魚のピークは3歳と言われていて、生まれてから3年かけて、どんどん大きくなったり綺麗になっていく

だから稚魚自体が特別かわいいわけじゃない

 

それでも、元々いる子たちそっちのけで稚魚に没頭してた

単価が安いっていうのもあるけど、何とか元気に育てたかったから。

 

 

失った時に大切さに気づく

それでも稚魚の一部の子は、3ヶ月経った今でも元気に生きて育ってる

ここまで生きれば、もう心配ない。

 

でもその子たちのことは、そこまで凄く好きってわけでもない

小さいし成長してる姿が微笑ましくて、かわいいとは思うけど。

 

普通に考えたら、すぐ弱って死んじゃった子より、長く一緒にいて元気でいてくれる子の方が好きになりそうだけど、いまだに死んだ子たちのことが頭から離れない。後悔だらけ。

それは失ったからこそっていうのもあるけど、死んだ時に凄く悲しい気持ちになったから。

 

人間関係でも何でも同じかもしれない。

普通にそばにいるときは何とも思ってないのに、いなくなってからその大切さに気づく

失った時や失いそうな時の負の感情が、皮肉にも対象への愛情を増幅させる。

 

 

感情で動く人間は不器用な生き物?

恋愛でも、安心しすぎると興味が薄れたり、追いかけたから逃げられることもある。

安心させてもらったり追われることは、好きな人にされたら嬉しいことのはずなのに、不思議だね。

 

人間には色んな心理があるけど、感情のコントロールって本当に難しい

怒りたくないのに怒ったり、諦めたくても諦められなかったりする。

 

かといって感情自体を抑えて生きていると、つまらないしプラスの感情も抑え込んでしまうことになる

愛とか金とか欲望とか、色んなものに対して感情を突き動かされて行動してしまう人間は、高度な生命体だけど凄く不器用なのかも。

でも金魚みたいにエサを食べて生き延びて、子孫を残すことしか頭にないよりは、よっぽど幸せなんだろうな。

 

 

好きって気持ちを持てるのは幸せなこと

それでも、好きって思える何かがあったり、好きな人がいることは凄く幸せなこと

悲しくて辛い感情があるからこそ、楽しくて嬉しいと感じることもできるから。

 

ずっと良い感情のまま生きてたら、いつかそれが当たり前になって、何も楽しくなかったり、幸せだと思えなくなってしまう

 

マイナスを知ってるからこそプラスが分かるし感じることができる

だから人間として生まれて生きていて良かったと思うし、悲しくて辛い思いをした時間も大切な財産だと思える。

だからと言って他人を悲しませていいわけじゃないからね?そこは注意!w

 

お互い、これからも好きって感情を大切にしながら、より良い人生を送っていこうね

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