犠牲になる愛しきもの達

大きな夢であるほど、
実は犠牲にすることが多くなりがち。

時間やお金を使うし、
我慢することも増える。

本当なら遊びたかったり、
会いたいと思ってる人でも、
一緒にいれなかったりする。

 

正確には、犠牲って言葉は、
少し違うかもしれない。

1番したいことの為に、
2番目以下が薄くなる感じ。

だからと言って、
2番目以下を大切にすると、
1番大切なことをほったらかす。

それはそれで、
罪悪感や後悔の気持ちが押し寄せる。

 

でも大切なものは沢山あり過ぎて、
捨てるものとか犠牲にするものを、
うまく選べない。

きっと悪い意味で、欲張りでわがまま。

でも、そんな人間らしい心も大切で、
頭で考えて正解や不正解を決めたり、
理屈だけで動く人間なんかになりたくない。

だからと言って感情だけで動いて、
叶うような簡単な夢ばかりじゃない。

ほっとけば多分、
楽な方に流されやすくなる。

あれこれ考えても答えなんか出ない。

それだけ「丁度良い」とか、
バランスが取れてる状態になるのは難しい。

例えば、バリバリ働いて、
家族の為にお金を稼ぐことと、
子供と一緒に過ごす時間を確保すること、
どっちが大事かなんて、
簡単に答えは出ないと思う。

 

 

「誰かを傷つけたくない」
「でも自分を犠牲にしたくない」

「喜ばせてあげたい」
「でもそこまでしてやれない」

そんな「想い」と「本音」が、
相反する中途半端な優しさを生み出す。

「してあげたいこと」と
「してあげられること」は違うから。

それはそれで、切なかったり、
尊い感情だったりするけど。

愛や思いやりがあったとしても、
相手と自分を傷つけてしまう場合もある。

人間関係や人の気持ちや感情って、
それだけ複雑で難しいもの。

だからこそ面白いし、愛おしいんだけどね。

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