楽しさと厳しさ

楽しく遊ぶのも青春だし、
厳しさの中努力するのも青春。

どっちが良いとか悪いとかじゃなくて、
時と場合によって、どちらかがふさわしい。

ただ楽しいだけだと、成長率は低いし、
楽をしたいという逃避の場合もある。

厳しさは成長率を高めるけど、
色々余裕がなくなったり、
キツイから嫌いになる場合もある。

どっちが正解かは、本人の気持ち次第。

 

結局は、同じ気持ちの人達と、
一緒に何かをするのが一番良い。

気持ちや向いてる方向が違う人とは、
すれ違うし噛み合わない。

お互い邪魔をし合ってしまう。

辿り着きたい場所が違うから、
心を一つにできない。

仲間になれるわけない。

 

青春的な目線で言うと、
楽しさより厳しさの方が、
真剣だし青春らしいと思う。

周りから見ても、
本人達が楽しいだけの何かよりも、
真剣に何かに打ち込んでる方が、
心を突き動かされるものだから。

それに、楽しいだけの何かは、
その時点でゴールに辿り着いてる。

もっと楽しくするために、
努力をする場合もあるけど。

多分、そこそこの努力はするけど、
そこまで頑張れない。

キツイ思いをする程の努力は、
楽しさとは真逆な行動だから。

 

厳しく何かに打ち込むことは、
楽しさと真逆とも言える。

例えば全国大会の決勝戦とか、
人生を懸けた受験当日とかは、
楽しいとは思えないはず。

それどころじゃないよね。

真剣に、全力を出し切ることを、
一番重視して集中すると思う。

それにより、楽しいだけじゃ、
けして味わえない喜びや感動を、
体験できたり、与えたりできる。

厳しさの中、努力し続けないと、
辿り着けない場所や景色がある。

 

多分、好きなことややりたいことを
やってるだけでは、夢は叶わない。

仲良しこよしは楽で居心地が良いけど、
代わりに失うものもある。
手に入らないものがある。

現代人の多くが、
心のどこかに虚無感を感じたり、
充実感や達成感を欲しがるのは、
それが原因かもしれない。

 

続く。

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