情熱と空気

青春する為の大切な要素、情熱。

情熱を抱くことは、
何かに対して熱くなること。

気持ちは、とても大切で、
何をするにも原動力になる。

熱い情熱を抱けるかどうかが、
結果や成果に大きく影響する。

 

そんな大切な情熱を持つこと、
熱くなることは、難しい。

一般的には、年齢が高まる程、
熱くなりにくいと言われている。

でも実際は、若い十代でも、
熱くなりにくいと思う。

自分が十代・学生だった頃も、
自分を含め、周りの同級生達は、
冷めてたり、無気力だった。

思春期だから、多感な時期ではあったけど。

自分に対する意見に対しては、
特に敏感だったけど。

何かに対して熱くなってるのは、
恋愛くらいだったかな。

自分に対する意見に敏感だからこそ、
自分磨きとかを頑張ったり、
批判されないように、
多数派にいる努力をしていた。

何かに熱く打ち込むことはなかった。

 

どうしたら熱くなれるのかって、
考えてみても、答えは見つからない。

人の気持ちを知ったり、
思い通りにする心理学にも、
情熱を抱く答えはない。

好きなことや、やりたいことがあっても、
熱くなっているかと考えてみると、
実はそうでもなかったりする。

楽しいことでも、幸せなことでも、
良い気分だけど、熱くはなかったり。

考えれば考える程、
熱くなるのは難しいと思う。

 

そもそも日本人は、感情表現が苦手。

それも、熱くなりにくい原因。

ドラマ等の作品を観てると、
熱い発言や行動に対して、
感動する時がある。

そんな風に、熱い気持ち発信すると、
周りも巻き込んで影響を与えられる。

日本は、そんな状況を、
作りにくい空気がある。

多数派でいることが正しくて、
何か少しでも変わったことがあると、
まずは否定から入る。

モンスターペアレンツや、
クレーマーのように、
他人に対して文句を言ったり、
思ったりする人が多い。

安心・安定を好む傾向もあって、
大企業に勤めたり、公務員になることが、
勝ち組と呼ばれることも多い。

自分の知り合い以外の人に対しては、
本人の気持ちや、充実感、幸福感は、
あまり重視されていない。

日本人は、とても几帳面で、
周りに対して気配りができるけど。

人間らしさや思いやりを、
小さな範囲でしか重視できない。

家族、恋人、友達に対しては、
とても良い部分を表面化できても、
他人に対しては、表面化しない。

勿論、全員ではない。あくまで傾向。

それが閉塞感や孤独感を生む。

世界第二位の経済大国であり、
世界一平和で恵まれた国なのに、
幸福度が低く、自殺率が高い。

情熱を抱きにくい原因は、
熱い気持ちを表現しにくい空気。

十代でも、二十代以上でも、
学校でも、会社でも、同じことが言える。

 

もっと自分の気持ちを大切にして、
周りを気にせず、表現していこう。

俺みたいに、ネットで情報発信してもいい。

自分の熱い思いを発信するツールは、
今の世界に溢れている。

自由にできることも、溢れている。

自分を表現する勇気と決意があれば、
人生は、きっと良い方向に変わる。

奇跡も起こせるかもしれない。

だから、熱くなろう。

情熱を抱き、表現することは、
全ての始まり。

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