前に会社務めしていた時と比べて、
無職の今の方が、やる気が低い。
何でこうなったのか、
ずっと疑問に思ってたけど、
ようやく答えに辿り着けた。
それは、満たされているから。
自由に好きなことをして生きてると、
必然的に嫌なことはしなくなる。
嫌な気持ちにもなりにくいし、
ストレスもかかりにくい。
負荷がない日々は満足感を生み、
何かを変える必要性がなくなる。
だからこそ、挑戦しないし、
やるべきこともやらなくなる。
それを堕落と言う人もいるし、
怠惰と言う人もいる。
どちらにせよ、あまり良くないね。
だけど、幸せや楽しさって、
みんなが追い求めるもの。
それを手に入れると堕落するなんて、
何だか切ない話。
どこかの教授が言ってたけど、
中学生で性行為をしてる人ほど、
高校を中退する確率が高いらしい。
日常的に快楽を味わってしまうと、
嫌なことを投げ出しがちになるのかも。
好きなことばかりしている反動で、
嫌いなことを余計にしたくなくなる。
楽しさや幸せが標準化してしまい、
嫌なこととの差が広がってしまうからだ。
その例としては、連休最終日の夜とか、
仕事が始まる月曜日の朝に、
出勤するのが凄くだるく感じるあの感覚。
あれこそまさに、
好きなことや自由に慣れたからこそ、
嫌なことが余計に嫌に感じる代表例。
俺も会社員時代はそうだった。
安月給でつまらない業務内容、
夢も希望もない現状から抜け出したくて、
強い気持ちを持って起業準備をしてた。
でもいざ退職すると、
自由に好きなことばかりし過ぎて、
起業準備は全然前に進まなかった。
「時間がない」と嘆いていた頃と、
無職状態を比べてみると、
まだ会社員時代の方が頑張ってた。
だからこそ自分を追い詰めて、
やらなきゃいけない状況にしたけど、
借金生活に足を踏み入れたところで、
モチベーションはそこまで変わらなかった。
自由に好きなことをする日々の中でも、
もちろん得られることはあるけど、
努力とスピードが全然足りてない。
そんな感じで、満足感は人を堕落させる。
とはいえ、満足感を感じながらも、
ちゃんと努力してる人もいるから、
全員に当てはまるわけじゃないけど、
大体の人は、楽な方へ流されやすくなる。
4ヶ月以上の無職期間を経て、
ようやくその事実を実感できた。
気づいた頃にはお金がなくなってて、
嫌なこともできなくなってて、
だいぶ困った状況になってたけどね(笑)。
さぁ、お次は、この状況からの突破方法。
職なし、金なし、人脈なし、実力なし、
実績なし、やる気なし。
こんな状態からの逆転劇が始まるよ。
難しいのは百も承知だけど、
できたら凄いドラマティックだよね!
このまま終わっていくか、
本当に大逆転劇が巻き起こるのか。
どっちだと思う?どっちに賭ける?
答えは未来で!