お金を持っているからこそ失うものもある
ビジネスマンや夢追い人にも色んな人がいるけど、「お金さえあればいいわけでもないな」と思うことがたまにある。
お金があれば、人を雇ったり必要なものを買ったりできるけど、お金があるからこそお金で解決しようとする人もいる。
そしてそのお金の使い方によって、逆に離れてしまうものもある。
例えば「この人は沢山お金をくれるから」という理由で付き合っていると、変な上下関係が生まれてしまい、心の距離感が縮まらなかったりする。
要するに、お金で物事を解決しようとする人は、お金で繋がる人間関係だらけになってしまい、本当に仲の良い人を作れなかったり、お金を使わずにどうにかする力も高まらない。
俺は全然経済力がないからこそ、お金を使わずに何とかしようと、色々考えたり行動してきた。
だからこそ思考力が高まったり、本当に大切な人間関係を築くことができている。
なので、とにかくお金を使って何とかしようとしている人を見ると、「それは違うよな」と思うことが多々ある。
お金がない方が良い結果に繋がることも多々ある
色んな青春ドラマや青春漫画を見ていると、お金さえあれば何とかなるけど、お金がないから自分たちでどうにかしないといけないという状況をよく目にする。
そんな風に、ひたむきに頑張る姿が人の心に感動を与えたり、応援したいという気持ちを芽生えさせたりする。
例えば、自由に使えるお金を100万円を持っている状態で、恋人に1万円のディナーをごちそうしても、相手はそんなに感動しないと思う。
でも借金生活を送るくらい貧乏な状態で、1万円のディナーを恋人にごちそうしたら、きっと相手は凄く喜んでくれるし、もっと好きになってくれると思う。
この場合、明らかにお金がない方が良い結果に繋がることになる。
無理して頑張ることで感動的な思い出になり、青春することもできる。
もちろん、なぜ貧乏なのか、なぜお金持ちなのかという理由にもよるけど、確実に言えるのは、困った時に何でもお金で解決しようとする人は、あまり良い結果に繋がらないと思う。
多分そう思う理由は、それが凄く簡単な解決方法だからかも。
やめたいけど、どうにかしてあげたいクライアントワーク
ということで、詳しい内容を書けないのがとても残念だけど、あるクライアントワークを直感的にやめたいと思った。
理由はここまで書いてきた通り、あるクライアントが、凄く大切なことを、浅はかにお金で解決しようと考えて行動していたからだ。
青春的視点から見ても、論理的なマネジメントとしても、明らかに間違っていると思った。
例えそれが良い結果に繋がったとしても、きっと周りの人の心は離れていくんだろうな。
ただ、そのクライアントはけして悪い人ではないし、本人が思いついた解決策が、多分それしかなかっただけだと思う。
そうでもして結果を出したかった気持ちを知っているからこそ、その判断を完全には否定できない。
でもその程度の答えしか出せない時点で、「もうこの仕事に先はないな」と思った。
簡単に言うと、結果ばかり重視して、過程をないがしろにしてる感じ。
でも結果より過程を重視するのが青春なので、俺の価値観とは真逆だね。
そんな俺も、頼まれた仕事しかしてないので、マネジメントや戦略についても助言した方がいいのかもしれない。
でもでしゃばるのは良くないかも。
ただ、直感的にこの仕事をやめたいと思った反面、「どうにかしてあげたい」という気持ちも芽生えた。
そんなことしてる暇なんてないけど、俺の立場だからこそできることもあるかもしれない。
言われたことだけやっててもつまらないし、ここは密かに自分なりに青春を始めちゃおっかな☆
