お金は天下の周りもの。
お金で手に入る自由は、
数えきれない程沢山ある。
お金さえあれば、
裕福で幸せな生活が送れる。
多くの人達が求め、欲しがるもの。
それがお金。
という認識の人が多い。
でも、お金に縛られてる人は、
とても可哀相な人。
お金を得る為に、
もっと大切な何かを犠牲にしてる。
本当に大切なものはお金では買えない。
子供の頃、そう教わった。
でも思春期時代には、お金持ちに憧れて、
お金を沢山稼ぐことが正義だと思った。
お金があればカッコイイ車に乗れて、
エステに行ってキレイになって、
カッコイイファッションも着れる。
好きな物を食べれて、好きな場所に行ける。
結果、異性にもモテるし、
友達も沢山できると思ってた。
「それって最高だな」って思ってたよ。
「お金なんていらない」って言う人は、
貧乏人の諦め言葉だと思ってた。
でも、大人になって気づいたことは、
子供の頃に言われた通り、
本当に大切なものは、
お金では手に入らないということ。
何をするにしても、
お金が必要なことが多い。
それでも、
本当に大切なものをイメージした時に、
思い浮かんでくる沢山の大切なものは、
お金では買えないものだらけだった。
お金も時間も、資源に過ぎない。
それ自体では、それ程価値はない。
お金は、物質的には紙だし、
時間は誰にでも平等に与えられている。
大切なのは、どう使うか、何に使うか。
それによって、人生は大きく変わる。
1番気をつけなきゃいけないのは、
お金を大切にし過ぎて、
本当に大切なものの価値を、
見失ってしまうこと。
ニュースで見るような、
お金の為に犯罪に手を染める人は、
その典型例と言える。
お金を得る為に何かをする人、
お金の為に、何もしない人。
両方、とてももったいない。
お金に踊らされているし、
お金に縛られている。
まるで、手錠をかけられた囚人のように。
続く。