過去の自分と今の自分を比べてみたり、青春度の高い物語を読んで気づいたことがある。
それは、今の自分は何をするにしても収益など論理的な視点で考えたり、未来のことばかり考えていること。
簡単に言うと、今を生きていない。
「雑念やノイズが多い」とも言える。
逆に昔の自分や青春度の高い日々を送っている人は、熱い想いを軸にして今に集中していた。
既に夢が決まっている人もいれば、抽象的な理想を追い求めていたり、夢や自分の本当の気持ちを探してる最中の人もいるけど、共通しているのは今を生きていること。
ここで問題なのが、俺自身、今を生きることの重要性をきちんと認識しているにも関わらずできていなかった点。
そして恐らくその原因は、過去に対する後悔が大きすぎるから。
無駄な時間を過ごし、無駄なお金を使っていたことで望まない現状に行き着いたからこそ、「もう二度とこんな後悔はしたくない」と思い、未来のことばかり考えるようになったんだと思う。
それはそれで正しいと思うし、過去の失敗から得た改善策を実行するのも良いと思う。
ただそんな正しさに足元をすくわれた形になり、今を生きられなくなった。
でも今はそのことに気づけたから大丈夫かもしれない。
だからこそ、今を生きる難しさも認識できた。
今ココを生きてる人は少ないんだろうな。
ただ皮肉なことに自分の場合、論理的に未来を見据えた時にやるべきことと、今やりたいことは相反するものが多い。
そして過去の大きな後悔は、どれもやりたいことを優先させた結果生まれたものばかり。
だからやりたいことを我慢してやるべきことを優先させるのも当然。
きっと『やりたいこと』には二種類あって、ひとつはやりたいけどやっちゃいけないことで、もうひとつはやりたいしやっていいこと。
後者なら良いことしかないし、論理的にも正解なので迷わずやっちゃえばいい。
当たり前のこと過ぎて忘れがちだけど、この小さな違いは結果に大きく影響する。
それは『やるべきこと』も同じで、やりたくないけどやるべきことと、やりたいしやるべきことがあって、多分この場合はどちらも正解。
そんな風に『片方だけ正解』と『両方正解』が合わさるので、結果的にやるべきことに多くの時間と労力を割くことになる。
つまり、みんな間違ってない。
今を生きることは難しいし、やるべきことを優先させることも正しい。
だからなるべくやりたいことができるように、力を高めなきゃいけない。
力は実力や経済力、人脈や才能など様々で、人それぞれ違う。
自分に合う合わないを判断しながら、必要不必要も見極めて取捨選択していかなきゃいけない。
その為には未来を見据えて予測しなきゃいけないので、やっぱり未来に思考を巡らせることも大事。
考え過ぎてグルグルして少しワケ分かんなくなってきたけど、結局今の積み重ねで未来が創られていくし、未来を定めることで今が変わるので、どちらも正解かな。