数ヶ月前から少しTwitterに復帰したんだけど、フォロワーは全然増えないしいいねは1桁だし閲覧数も2桁しかない。
これは俺のツイートが悪いのかな?と思ったんだけど、2018年〜2019年にTwitterでインフルエンサーとして活躍していた人たちの数字もひどかった。
フォロワー数が3万人もいるのにいいねは1桁とか、フォロワー数が12万人もいるのにいいねが2桁とか。
2018年〜2019年頃は、Twitterで影響力と宣伝力を高めて成り上がるブームみたいのがあって、みんな結構躍起になってTwitterに時間と労力を費やしていた。
俺も当時のブログにはTwitterについて色々書いていて、数字も順調に伸びていたけど、途中からTwitterにかける時間が無駄だと思い始めた。
その理由はYouTubeで、Twitterのフォロワーが千人以上いるにも関わらず、チャンネルを立ち上げた時に登録してくれた人はたった13人しかいなかったから。
更に1ヶ月後に始めたウェブ小説の閲覧数も少なくて、確か30話くらい公開して200回しか読んでもらえてなかった。
この辺りでTwitterのフォロワー数やいいねの数が、実際には影響力にも宣伝力にも直結していないことに気づき始めた。
更にトドメになったのがまたもやYouTubeで、チャンネル開設から4ヶ月経過した辺りからチャンネル登録者数が毎月100人以上増え続けて、月間再生回数が3万回〜6万回に上昇した。
それに伴い、概要欄にリンクを貼っていたこのサイトのPV数も月間600PVから1万PVに急上昇。
YouTube動画が多くの人たちに認められた結果、影響力と宣伝力が高まった反面、Twitterの無意味さを体感できた。
その証拠に今もTwitterで多くのフォロワーといいねを獲得しているアカウントは、Twitter外で大きな成果を出していたり、高い価値を提供している人たちばかり。
前述したTwitter内だけでインフルエンサーとして活躍していた人たちは、軒並み没落する結果になった。
一般人でそれなりの数字を保ってる人は、昔と同じようにいいねする数とフォロー数もそれなりに多い。
じゃあなぜ当時のTwitterで、自分のフォロワー数といいねの数が順調に伸びていたのか。
俺は良いツイートをしていたからだと勘違いしていたけど、実際は同じような人たちが沢山いたからだった。
つまりフォロワー数やいいねの数を増やしたい人たちが大勢いたので、フォローしていいねしてくれる人の需要が高く、フォローしていいねをしてくれる自分自身へのフォローといいねも増加する結果になったと分析している。
もちろん中には純粋に好いてくれる人もいるし、ツイートの内容が良いと思ってくれる人もいるけど、大多数はそんな感じだった。
そこで俺はTwitterを放置することになり、同じようにTwitterの無意味さに気づいた人たちもTwitterから離れていった。
Twitterで影響力と宣伝力を高めるという手法は幻想であり、情報弱者や現実を知らないポジティブ人間を養分にするインフルエンサーの策略に過ぎなかった。
今でもフォロワーが多いのにいいねの数が少ない人は多いけど、それは当時の名残りもあると思う。
つまり動いてない幽霊アカウントが多数存在してるってこと。
本当に影響力や宣伝力を高めたいなら、活動やコンテンツやサービスそのものの価値を高めて提供していくしかない。
それができたとしても、廃れたTwitterに参加してフォローやいいねをしてくれる人はもう少ないだろう。
2003年〜2011年に隆盛を極めたmixiが廃れた時と同じ雰囲気を、今のTwitterでも感じ取っている。
アクティブユーザーが減ることでSNSの価値は下がるし、Twitterのような文章メインのコンテンツは時代の流れ的にも下火。
ビジネス方面に移行したfacebookと違い、インスタのようにプライベート用、もしくは裏垢的アカウントとしてTwitterを利用する人が今は多いイメージ。
そうなると価値の低いツイートが増えることになり、Twitterそのものの価値も下がってユーザー離れが更に加速する可能性が高い。
もちろんSNSの使い方は人それぞれなので一概には言えないけど、少なくとも影響力と宣伝力を高める目的としては期待できないことは確かだ。
でもここで「だからTwitterなんてやめよう」というわけではなく、だからこそのTwitterの利用価値についても述べておく。
まだ検証中なので確信は持てないけど、俺みたいに自分の考えや想いを文章にすることが好きな人にとっては、Twitterのように短文で発信できるSNSは非常にありがたい。
『ブログにするほど深掘りする内容ではないけど大切なこと』を発信しやすいというメリットは大きい。
でも結局アクティブユーザーが少ないから効果は薄いと思いがちだけど、個人レベルで見ればまだまだTwitterのアクティブユーザーは相当多い。
むしろ廃れているからこそ、変に数字にこだわらずに自分を貫いてる人の割合が増えている可能性も大いにある。
そして自身の考えや想いを発信しているからこそ、その人のことを知りやすいし、純粋な気持ちでフォローやいいねをすることで繋がることもできる。
要するに変な下心を持たずに自然体の自分で利用するなら、Twitterが秘めている価値を享受できるんじゃないかな。
まだ確信は持てないけど、自分に合った人を探して見つけて、新しい楽しみ方を模索していこうと思う。
今日はここまで。
読んでくれてありがとうございました。