前回のブログでは、今まで夢だと思っていたことが目標だったことに気づき、自分の中に眠る本当の夢を見つけようとした。
そこで思い浮かんだのはアートチックなデザインのアトリエみたいな場所で制作活動をして、子供たちが遊んでたり、一緒にお喋りをしたり、制作を教えてる景色だった。
それは『次世代への継承』であり、自分が死んでからも残り続けるもの。
仕組み作りでもあるし、人から人へ受け継がれることで生き続ける理念かもしれない。
前から作ろうと思っていた金魚水族館や、小規模の金魚アトリエの構想にもよく似ているイメージで、それらの場合は金魚が主役だったけど、今回の構想では金魚はあくまでオブジェみたいな役割にするのも良い。
今後スマホアプリ制作もしたいので、その場で遊べるデジタルコンテンツを用意しておくのも楽しそう。
建物のデザインや立地も自由に決めたいので、土地を買って建物を建てることにもなるから、かなりの大金が必要。
だから「無理だ」「やめよう」って一瞬思ったけど、その思考こそ夢と呼ぶに相応しい条件でもある。
その場所を説明しやすくする為に、仮に『青春アトリエ』と呼ぶことにしよう。
次世代への継承をメインテーマにすると言っても、一般的な次世代の年齢層は0歳〜29歳と幅広い。
もちろん年齢に関係なく次世代になり得る人は沢山いるので、とにかく次世代への継承を目的とした場所にする必要がある。
制作場所も作り、訪れたゲストたちと自由に交流できるようにしたい。
例えばクリエイターが漫画を描いたり作曲をしていて、ゲストが近くで見たり会話したりできるようにね。
定期的に面白いイベントを開催するのも良いね。
授業を行うのも楽しそう。
こう考えると青春っぽい要素がふんだんに盛り込まれていて気分良い。
例えば学生のようにお金に余裕がない人たちも制作できるように、ハイスペックPCなどの機材を複数用意しておき、利用してもらうのも良いね。
制作データをUSBなどに保存しておけば、次回またその続きから制作作業を再開できるし、何かを始めるハードルを下げることもできる。
熟練者から直接教わることができるようにすれば、大きなメリットにもなる。
完全予約制にすることで、快適な空間と時間を提供し、満足度を高めることもできる。
過去にオンラインスクールの構想も考えていたけど、そのリアル版とも言える。
ここにきて散らばっていた様々なアイディアが集約して、ひとつの夢を形成しているように見える。
しかしこういう明るいアイディアが思い浮かんだ時は、懸念材料も把握しないといけない。
というか青春アトリエの構想は、実現する為の難関が数多く存在する。
土地を買って建物を建てるだけで数千万円かかるし、既にオンラインで学ぶスタイルが確立されているので、わざわざリアルな場所に行って学ぼうとする人は少ないだろうし、そもそも物理的に近くに住んでいる人しか来れない。
ワーキングスペース的な収益構造も既に飽和状態で、コロナ禍により衰退の兆しを見せている。
何より個人的にネックなのが、教えるという行為そのもの。
人に教えてる時間があるなら自分自身の作品を作りたいからね。
なので金魚水族館の構想と同様に、青春アトリエを設立するとしてもその他の収益源が必要。
つまり余剰資金を投下することでしか始められないし、無理矢理始めてもリスクが高すぎる。
じゃあどうするかというと、まだテクノロジーの進歩待ちの部分はあるけど、バーチャル空間上に青春アトリエを創るのはどうだろうか。
これはメタバース関連の構想に繋がるんだけど、ネット上に場所を作ることで物理的な距離の問題は解決できる。
そこから横展開する形でオンラインスクールを運営したり、イベントを開催することもできる。
少し話はそれるけど、思う存分金魚を飼育するという思いを叶える為には、それとは別に小規模の金魚アトリエを作り、店長を雇って接客や魚のお世話を任せればいい。
仮に金魚水族館の固定費が1ヶ月あたり10万円として、店長の給料が月収20万円とするなら、合計30万円の資金を用意するか、それ以上の収益を稼げばいい。
しかしまた現実的な話になってしまい、夢っぽさが薄れてしまった。
ただ難しいだけでも意味ないし、情熱が伴わなきゃいけないから、夢の設定って難しいな。
今回の青春アトリエ構想でも、過去に思い描いたいくつもの構想が重なる形になったので、またブラッシュアップして新しい構想に生まれ変わるかもしれない。
それにあまり先のことばかり考えずに、目の前の目標をひとつずつ達成していくうちに道が開けていくだけでも、十分青春できるかもしれない。
ひとつ確かなことは、アートチックなアトリエを建てて制作活動拠点にしつつ、次世代への継承もできる場所が欲しいってこと。
それが自覚できただけでも大金星なので、これからも努力を積み重ねて夢の実現に近づいていこう。