許さないでいることは苦しい
生きていると許せないできごとがあったり、
許せない人が現れることがある。
人には感情があるから、
そう思ってしまうのも仕方ないけど、
許すことができないと自分が苦しくなる。
過去のできごとや人を
許さないで生きていくことは辛い。
怒りや憎しみの感情を抱えたままでは、
いつまでも苦しい。
自分で自分を鎖で繋いでいるようなもの。
そんな生き方なんて誰も望まないのに、
怒りや憎しみの感情を抱えたまま、
何年も負の感情に支配されることもある。
そんなことしても、誰も得しないのにね。
自分を許せない場合もある
ふと現在の自分を振り返って、
許せないでいることを思い出してみた。
すぐに思い浮かんだのは、
前に働いていたブラック企業で、
仕事についての話をされた時のこと。
まるで価値観が違い過ぎて、
古臭くて人を人とも思わぬ言葉達は、
自分の心を苦しめた。
でも今思えば、一般的な会社として、
サラリーマンとしての価値観としては、
間違ってなかったのかもしれない。
ただ、自分の居場所ではなかったし、
ふさわしくもなかっただけ。
そんな場所にい続けた自分のせい。
だから許せないことでもないかな。
俺の場合は、他人やできごとというより、
過去の自分の考えや行動について
後悔することは沢山ある。
「許せない」とはまた少し違うし、
当時は仕方なかったかもしれないけど。
今は望まない現状が多いから、
それらの過去を正解にできずにいる。
許せない対象が自分ってのも、
なかなか心苦しい。
許す為のコツ
みんなはどうかな?
今もまだ許せない人がいたり、
許せないことがあるかな?
世の中には理不尽なことが溢れていて、
犯罪行為が罪に問わなかったり、
悪人が成敗されないこともある。
自然災害に合ったとしたら、
行き場のない悲しみや苦しみが、
何年も続くことだってある。
それでも過去に縛られ過ぎて、
今と未来を楽しまないのはもったいない。
何かを許さないということは、
それだけ自分を苦しめることになる。
そのせいで失うものもある。
少し無慈悲かもしれないけど、
「そんなこともあったなぁ」って、
割り切って考えるのもアリだと思う。
過去のできごとは変えられないけど、
解釈は変えられるから。
生きていれば色んなことが起きる。
嬉しいことや楽しいこともあれば、
悲しいことや辛いこともある。
どっちかだけってことはない。
自分だけが被害者なんて思わないで、
そういうものだと受け止めてみれば、
少しは気持ちが楽になるかも。
許して忘れて解き放つ
許すことは、忘れることでもある。
許せなかったできごとや人は
忘れることはできなくても、
怒りや憎しみの感情は忘れることができる。
それは難しいことかもしれないけど、
今を充実させたり何かに集中することで、
負の感情を忘れやすくなる。
なるべく良い感情でいられれば、
負の感情を追い出しやすくなる。
そうやって少しずつでいいから、
気持ちを前に進めて行こう。
鎖を解き放つことで自由になれるし、
心が豊かになり、より良い人生を送り、
尊敬される人間にレベルアップする。
自分を解き放って、幸せに生きようね。