青春は身近にある

最近、よく思うんだ。

青春は身近にあるって。

意外なところにも、そこら辺にも、
青春するチャンスの種はある。

皆、青春することに対して、
意識が持ててないだけ。

好きなことをやったり、
周りの人を大切にしたり、
真剣に打ち込んだり、
熱い想いをぶつけたり。

そんな時間を過ごせたら、
それは青春してるってことだよ。

 

今日は、俺と社長と問題児と、
3人で面談をした。

問題児の今後についての面談。

全てを他人のせいにして、
自分を守る為の嘘ばかりつく問題児。

そこで俺は言った。

「あれもダメこれもダメで、
次はこうしてみようとか、
ここなら大丈夫かなとか、
色んな業務を試してみたり、
お忙しい中、社長が時間を割いて、
今後どうしていこうか考えてくれてる。

この状態は、当たり前でもなく、
しょうがないわけでもありません。

こうして頂けてる現状に、
恩義の気持ちを持って下さい。」

それに対する問題児の返答は、

「それは思ってます。」という、
言葉だけの言葉だった。

更に俺は続けた。

「思ってるなら、
思ってるだけじゃなくて、
恩義は、仕事で返さなきゃダメです。」

そこで黙る問題児。

そして、社長が泣き出した(笑)。

えー?!何で?

泣くとこあった?(笑)

そして社長は言った。

「俺も頑張ろうっと。」って。

それに俺は続く。

「俺も頑張ろ!皆で頑張りましょう!」

 

社長がなぜ涙したのか、
俺には分からないけど。

いつもニコニコしながら、
何ともない風に見えるけど。

きっと、本当は、
色んなことを抱えていて、
真剣に考えたりしてるんだろう。

親から受け継いだ会社を背負い、
逃れられない十字架を背負い、
社員の生活を守る。

そんな社長の気持ちは、
俺にはまだ分からないけど。

青春の定義である、
仲間と熱い今を駆け抜け、
希望と感動を巻き起こすこと。

今回の面談で、それができたから、
俺達は青春したってことになる。

 

青春するつもりがなくても、
青春してる時があるって、
気づくことができた。

でもそれは、簡単なことじゃない。

日々の積み重ねから生まれたもの。

人を思いやり、共感し、絆を持つ。

そうすることによって、
青春することができたんだ。

 

生きていれば、
苦しいこと、辛いこと、悲しいことを、
いっぱい味わう。

それを繰り返していると、
生きているのが嫌になったり、
逃げ出したくもなるけど。

やってることが無意味に思えたり、
自分には無理って思って、
諦めたくなる時もあるけど。

いつでも、どこでも、
青春は身近にある。

だから希望を持ち続けよう。

 

今日は、大切な社長を、
嬉し泣きさせることができた。

嬉しさや感動の連鎖は、
そこからどこかに繋がる。

青春の連鎖は、世界をより良く変える。

全ては繋がってるから。

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