十代は意外と青春できてない2

自分の学生時代を振り返ってみても、
青春できてる時間もあったけど、
割合的には、そんなに多くはなかったかも。

ただ学校に通っているだけで、
周りからは青春してるように
見えるかもしれないけど。

心の底から興味ない授業を、
抜け殻のようにただいるだけで、
耐えられない気持ちだった。

将来の為に勉強しろと言われても、
「自分の将来は自分で決める」
って思ってた。

でも結局、考えが甘いだけで、
特に努力をしていたわけでもない。

ただ好きなことや楽なことをしたくて、
色んなことをないがしろにしていた。

 

でもだからと言って、
早く社会人になりたいわけでもなくて。

学生時代が終わってしまうことが、
嬉しくもあり、寂しくもあった。

最後は逃げるようにして
学校から抜け出したのを覚えている。

 

結局、あれも嫌これも嫌で、
色んなことから逃げていた。

就活も嫌で、進学も嫌で、
仕方なく就職するみたいな。

やりたいことがなかったわけじゃないけど、
それを実行する程の勇気も自信もなかった。

でもその時に強く思っていたのは、
大切な仲間を沢山作って、
とにかく楽しいことをして、
はしゃぎたかった。

そんな青春は、
後に出会う人達のおかげで、
実現することができた。

でもそれは社会人になってからの話。

 

 

学生時代は毎日、
同年代に囲まれて過ごす。

その環境では、周りの目を気にしたり、
多数派でいることを意識する。

恥ずかしさも捨てにくいし、
どこか冷めた雰囲気もある。

見栄やプライドも捨てられない。

傷つくことも極力避ける。

良くも悪くも、未熟な世代。

だからこそ、十代・学生は、
思春期を過ごしてはいるが、
大人が思っているほど、
実は意外と青春できていない。

 

その原因は、
青春できていない大人が多いせいもある。

子供に対する心配が先行して、
将来の為になることばかり強要するからだ。

人生で一度しかない思春期でもあり、
一番青春できる時期を、
精いっぱい生きることを良しとしない。

学校でも家庭でも、
青春を重視してない環境では、
青春しにくくて当たり前。

 

続く。

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