成功したり、長く活躍することを、
理想とする人も多いけど。
SuGのように、無謀な夢を追い続けて、
ど派手に散っていくことこそが、
本当の青春だと思う。
安心や安定ばかりを重視して、
リスクを避けて、多数派に紛れて、
自分の人生を生きていない人達が、
そこら中に溢れている時代だからこそ、
熱い青春は、神々しいほどの輝きを放つ。
青春の象徴とも言える桜も、
散りゆく美しさが風情を感じさせる。
終わるのは、怖いし寂しいし、
悔しさとか不安もあるけど。
だからこその覚悟とか、
終わりを背負わない限り、
できないこともあると知った。
SuGの武道館ライブは、
音楽を超越したステージだった。
今までのSuGでさえ、
できていなかったことを成し遂げた。
あんなに感動的なライブは、
他のアーティストにはできないと思った。
ずっと忘れないよ。
本当にありがとう。
それでも、過去には戻れないし、
記憶は少しずつ薄れていくから。
今抱いている気持ちも、
味わった感動も、受け取った想いも、
少しずつなくなるかもしれない。
だからこそ、新しい青春を、
次々と生み出していったり、
探し続けて、見つけていきたい。
SUGのように、音楽じゃなくても、
自分なりに青春を生み出すことはできる。
誰にだって、絶対に可能性はある。
できる人とできない人の違いは、
小さくとも一歩を踏み出せるか、
何も動かないままでいるか。
諦めてしまうか、
諦めずに続けていけるか。
その差が、人生を大きく分ける。
SuGが遺してくれたものは、
数えきれない程、沢山ある。
彼らの音楽は消えない。
ずっと聴き続ける。
今は、SuG以外の音楽を
聴く気にはなれない。
そして、俺はポジティブだから、
いつの日かSuGが活動再開するって、
信じてるし、望んでる。
青春Worldsとしての活動が、
SuG復活のキッカケになる可能性も、
ゼロじゃない。
誰かの夢は、
誰かの夢と交差する場合がある。
だから俺は、SuGの遺志を引き継ぐ。
世界を、青春で染め上げて見せるぜ!
終わり。