人によって性格や価値観は違うので、自分の考えや予測が必ずしも通用するとは限らないし、むしろ検討外れなことも多々ある。
そしてそれこそが人と接する時の楽しみでもあり、学びと成長に繋がる。
最近は珍しく色んな人たちと喋る機会が多かったけど、「みんな本当に喋るのが好きだなぁ」と思った。
何かの目的があって伝えるのとはまた違い、ただ喋ることが好きなんだと思う。
それは個人的には全く理解できないことだけど、とても人間らしくていいね。
そこで気づいたんだけど、俺は周りの人間に対して少し拒絶気味なのかもしれない。
やるべきことが常に山積みだったり、自分の世界観に浸るのが好きなのもあるけど、基本的には自分から連絡することはないし、誰かと会おうともしない。
多分、誰とも連絡を取らずに常に一人の時間を過ごしていたとしても、不満を感じることなく充実した日々を過ごしていけるタイプだ。
でもそれは全体から見たらかなりの少数派で、基本的に人間は誰かとコミュニケーションを取りたいし、孤独を嫌う。
誰にどう思われているのかも気になるし、大きな志も抱いていない。
時間よりもお金の方が断然大切だと思っている。
それらを踏まえた上で自分の活動を客観的に見ると、ひとつ大きなことが欠けていることに気づいた。
それはそのまま「相手に対する拒絶感」であり、簡単に言うなら繋がろうとしていない。
つまり、作品作りや活動に専心し過ぎて、届ける先や関わる人たちのことをないがしろにしていた。
例えば、俺はいつも「経済的に厳しい」とか「やるべきことが山積みで時間が足りない」と言っているけど、それらの課題を、絶対的に自分ひとりで解決しようと考え続けている。
そして誰かに協力してもらうなら、それに相応しい金銭的な報酬を与えなければいけないと思っている。
でもこの考えは、相手と場合によっては間違っているのかもしれない。
もし俺の作品や活動が好きな人がいてくれれば、金銭的な報酬がなくても関わりたいと思ってくれる人もいるだろうさ、むしろ金銭的な援助をすることで幸福感を得られる人もいるかもしれない。
経済的に余裕のある人が、「しゅん茶が作った音楽をもっと聴きたい」と思ってくれたとしたら、生活費を援助して会社で働く必要をなくして、音楽を作る時間を捻出してくれるかもしれない。
そんなポジティブな思考を、今まで持てないでいた。
つまり簡単に言うと、「もっと他人を頼ってもいいし、こちらから繋がる機会を用意しておいた方が良いよね」って話。
お金がないなら資金援助を呼びかけるページを作るとか、スポンサーを募集するとか、方法は沢山ある。
SNSで良い人をフォローして、コミュニケーションを取ることもできる。
そもそも全部自分ひとりでやってたら、青春度を高めることはできない。
受け身の姿勢も青春度が低いので、対外的にももっと活発になった方が良さそう。
なのでこれからはもっと、色んな人たちの力も借りていこうと思う。
その方が仲間や協力者も増えるだろうし、うまくいけば夢の実現に近づくスピードも速くなる。
具体的にはまだ何も決めてないけど、色々試してみよーっと!