自由の素晴らしさと退屈が生まれる理由
今のフリーランス生活の良いところは、好きな時間に好きなことができること。
日曜日の夜に「あぁ、明日からまた1週間仕事かー。」とか「明日仕事だから寝なきゃ。」と思うこともない。
好きな時間に寝て、好きな時間に好きなことをして、好きな時間に起きる。最高さ。
でもそんな日が長く続くと、それはそれで退屈に思えてくる。
朝7時に起きて車に乗って会社に向かう不自由さが、少し微笑ましく思えるほどにね。
きっと退屈は、内容が何であれ、同じことの繰り返しから生まれる。
変化のない毎日は退屈だけど、その安定感を心地良いと思える人もいれば、新しい刺激を求める人もいる。
俺の場合は完全に後者で、安定なんていらないし常にワクワクドキドキしていたい。
今までやったことのないことをしたいし、味わったことのない感情を味わいたい。
とはいえ、今のライフスタイルも気に入ってる。
これでもし、経済的な余裕があれば完璧かも。
そんな感じで、あれこれ物思いにふける時間も楽しいね。
一人は気楽だけどつまらない
一人で仕事をするのは気楽でいい。
誰に命令されることもないし、理不尽に怒られることもなければ、意味不明の時代遅れの価値観に振り回されることもない。
でも何か物足りない。
のどかな一人暮らしのアパートで、こうしてブログを書いているよりも、ブラック企業でパソコンを操作してる時の方が楽しかった。
今思えば、前にいた会社も良いところは沢山あった。
でも自分の中で「起業したい」という夢に対する感情を抑えきれず、会社での仕事に対するやる気が底辺まで落ちた。
その結果、心の中で会社と衝突することが多くなり、息苦しくなった。
後悔してるわけじゃないけど、ずっと一人で仕事するのはあんまり楽しくない。
金魚飼育や金魚動画の制作も、彼女や視聴者たちのおかげで楽しくできてるだけ。
一人で作業に打ち込む時間も大切だけど、ずっとそれだけじゃつまらない。
人は人と接していかないと、楽しいと思えない生き物なのかもね。
見つからない青春の答え
俺がフリーランス生活で手に入れたかったものは、この程度のものだったのか。
収入を捨てて時間を確保する道を進み続けてきたけど、大したことなかった。
外は雨が降っていて、昼過ぎとは思えないくらい暗い。
小説やブログを書くにはちょうどいい風情だけど、心のあせりにはそぐわない。
元々は青春系の何かで成功したかったけど、現実は金魚YouTubeが伸びている状況。
金魚も大好きだから嬉しいことだけど、やっぱりどこか空虚感がある。
小説も少しずつ人気が高まってるし、書籍化したら少しは売れるかもしれない。
漫画化やアニメ化すれば、制作も青春に繋がる。
でもやっぱり物足りない。
自分自身が仲間たちと一緒に、熱い青春ができてないからだ。
ただ楽しく語るだけじゃなくて、熱い活動をしていきたい。
その答えはまだ見つかってないし、仲間だってほとんどいないけど、青春せずに他の活動がうまくいっても、空虚感は満たされない。
今の自分は、何をするべきなんだろう。何ができるだろう。
窓の外の景色と同じように、心は曇ってて空は見えない。
でも見つかるまで、諦めずに探し続けるよ。