採卵した金魚卵が孵化しなさそうな気配
先日繁殖に成功して、人工授精もさせた金魚の卵が、孵化しなさそうで落ち込んでる。
人工授精させたところまでは今までと同じだったから、その後の水温をいつもより低くしたことが原因かも。
いつもはヒーターで25℃前後に設定して温めてるんだけど、今回は20℃にしてみた結果、やけに水が冷たかったから、ヒーターの温度設定機能が不正確だったのかも。
水温計で測ってみたら17℃だったので、卵を温めるには低すぎる。
ちょっとヒーターを信じすぎてたわー。
1回くらい手を入れてみて、水温を確認するべきだった!
試しに、まだヒーター加温中の繁殖水槽とその他の水槽の水温を比べてみても、感覚的にはほとんど変わらなかった。
もしかしたら安いヒーターは、機能も低いのかも。
対策としては、デジタル水温計を買って、水温を正確に測りつつ、常に水温を確認できるようにすること。
これでもう、水温が低いことに気づかないというミスはなくなるはず。
受精率を高める改善案
あともう1つ、孵化しない原因があるとしたら、人工授精がうまくいかなくて、受精率が極端に低かったのかも。
無精卵なら孵化せずにカビるのは当然だからね。
でも人工授精はいつもと同じようにやったから、やり方は間違ってなかったと思う。
でも今までの親魚と比べたら、今回の母魚は小さい個体だったので、卵が小さくて受精しにくかったのかも。
それにオスも全然追尾してなかったから、オスの精子も少なかったのかも。
対策としては、これから人工授精させる時は、桶の水量を少なくしてみる。
そうすることで、水の中の卵の面積率が増えるので、受精率も高まるはず。
ただその分、親魚が水に浸かれないので、苦しい思いをさせてしまう。
その対策としては、お腹を絞る1回あたりの時間を短くして、ローテーション回数を増やせばいい。
手間はかかるけど、一世一代の産卵だから、飼い主としても頑張らないとね☆
繁殖期とチャンスはまだまだこれから!
という感じで、人工授精時と卵を温める時に新しい対策を施すことによって、これからは稚魚が無事に孵化してくれるはず。
今までも普通に成功してきたから、孵化させるのはそこまで難しい問題じゃない。
でも今回の出目金タイプの繁殖は、本当に心から楽しみにしてたから、とても残念。
100匹くらい産まれると予想してた分、落ち込みも大きくなる。
でもポジティブに考えれば、春になる前に対策を施すことができたので、良いタイミングだったかも。
それに今回の繁殖が失敗したとしても、まだこれから繁殖できるチャンスは沢山ある。
今回はヒーター加温による繁殖だったから、自然繁殖するのをじっくり待つのもいいね☆
ちなみに、今日も出目金タイプの子たちのお腹を触ってみたけど、3日前に人工授精させた時と比べてふっくらしてブヨブヨしてたし、産卵管も出てるような気がしたから、まだチャンスは続くかも。
温め中の卵が入った桶の水温も高めたし、まだ孵化する可能性は残ってるし、また出目金タイプが繁殖する可能性もあるから、少しワクワクしてる。
そんなブログを書いていたら、桶の中でこっそり稚魚が孵化してくれた。
今現在は、11匹も確認できたので、最低限の数は確保できたよ☆
とりあえず孵化してくれたのでひと安心。
みんな頑張ったね☆