久しぶりに音楽界について調べてみると、20代前半によく聴いていたロックバンドが10年ぶりに再結成されたり、30代前半に聞いていたロックバンドが無期限休止をしていたりと、少し驚くことがいくつかあった。
解散や再結成など、それぞれ色んな理由や状況があると思うけど、最高の歌声や演奏技術を持ち合わせ、最高の歌詞や曲を作れるのに陳腐化してしまうのはなぜだろう。
世の中に音楽などのコンテンツが溢れすぎているせいだろうか。
「人は無料で手に入れたものを大事にしない」という心理も手伝って、現代では無料で聴ける音楽を軽視するようになったのか。
それによりアーティストの収益が伸びにくくなり、作り手が苦しくなるのか。
コロナ禍によるライブ収益の減少は、言うまでもないだろうけど。
仮説は色々思い浮かぶけど、良い音楽を作るだけではなく、現代に合わせた届け方も重要なんだろうね。
同じような型にハマりながら長い時間継続すると、周囲は飽きやすくなる。
その一方で、定番になって人気を保持し続ける場合もあるので、人の趣味嗜好は実は複雑なのかも。
無期限活動休止になったロックバンドのヴォーカルは、SNSでまるで解散かのような言葉を綴っていた。
十代の頃に結成して活動を続けていたバンドだったけど、その人たちも今年で30歳になる。
そのヴォーカルのSNSのプロフィールを見てみると、「楽曲提供します」「お仕事の依頼はこちらまで」と書かれていて、アーティストというよりフリーランスのように見えた。
少し寂しさを感じるけど、その人にとって今はそれがベストなのかもしれない。
一世を風靡して華やかだった人たちは、これからどうなっていくんだろう。
例え経済的な余裕があったとしても、その後の人生はコントラストにより落ちぶれて見えてしまうのだろうか。
何だかもったいないな。
そう思う反面、その人たちとの距離はグッと縮んだ気もする。
実際にTwitterでフォローしているあるアーティストとは何回かコメントのやり取りをしたとことがあって、「将来一緒に仕事をして飲みに行きたい」と伝えてある(笑)。
楽曲提供や歌ってもらうのって、いくらくらいかかるんだろう。
楽曲制作を行ってる身としては、著作権や印税がどうなるのかも気になる。
ちなみに、音楽でも動画でもイラストでもいいんだけど、クリエイターやアーティストと仲間のように仲良くなりたいと思った。
その為には、自分の実力をもっともっと高めないとな。
個人で活動して個人で稼ぐ時代、か。
世の中にはいろんな人がいるから、凄く面白いね☆