金魚の飼い主としての責任
最近、ヤフオクで金魚を売って数千円稼いだ。
金額は大したことないけど、金魚を売ることで水槽のスペースが空いたり、新しい飼い主に金魚をかわいがってもらえるのは良いこと。
でも自分が飼ってる金魚を知らない人に渡すのは、やっぱり寂しい気持ちになる。
生き物を自分で買っておいて、いらなくなったから売るっていうのは、人としてどうなんだろう?
飼い主の責任として、命を預かる身として、本当にこれが正しいのかな?
そんなことを考えてたら、そもそも2千匹以上の金魚を飼育してることも間違ってるのかも?と疑問を持つようになった。
大好きな金魚だからこそ、沢山色んな種類の子を飼いたいと思うし、大切に育てなきゃいけない。
それなのにヤフオクで金魚を売ることは、本当は間違ってることなのかな?
人間に必要とされる生物の重要性
そもそも金魚は安くて購入しやすい生き物だから、存在を軽視されがちなのかも。
もし金魚がどれも高額で取引されていたら、みんなもっと丁重に扱うんだろうな。
でももしそうなったら、儲けたい人たちが金魚の繁殖に参入して、大量の金魚が生産され、安価で大量に流通するようになる。
それが世の中の「経済的な需要と供給」の自然な流れだけど、お金のために命を利用するっていうのは、人間の欲望でありエゴかもしれない。
でも金魚目線から見ても、自分たちの遺伝子を多く残すことができるし、人間の手を借りて進化することもできる。
それは生物学的観点からすれば、生存競争としては完全に勝ち組。
人間に好かれて守られることが、地球上の生物にとってはかなり重要なテーマなのかも。
飼いすぎは良くないけど好きすぎて我慢できない
そんな難しいことを深く考えた結果、これから金魚を買うのは極力控えようと思った。
お金と場所がないっていうのもあるけど、今まで軽い気持ちで買いすぎてた。
「欲しいし買えるから買う」っていう単純な気持ちで買ってるから、2千匹もの数に膨れ上がった。
ちゃんと1匹1匹と向き合って把握して、かわいがってればいいけど、さすがに2千匹もいるとそうはいかない。
正直、気がついたら病気になってたり死んでしまう子もいる。
だからこそ数を減らすためにも、ヤフオクで金魚を売り出したんだけど、実際に売れたらモラルを問われてる気がした。
それに金魚が大好きすぎて、新しい金魚を迎え入れないっていう我慢も無理そう。
俺が品質の高い金魚にしか興味ないなら別だけど、金魚すくいの金魚でもかわいく思えちゃうからねw
かわいこちゃんだらけで沢山欲しくなっちゃう。
生き物に対する愛情を持って責任を果たし続ける
ということで、色々な考えや状況もあるけど、金魚の購入は極力控えながら今いる子たちを大切にしていく。
お金もなさすぎるし、やるべきことも山積みだからちょうどいい。
これからは、一生面倒見たいくらいよっぽど欲しい子しか買わない。
しかも安い子じゃなきゃ買わないようにする。
金魚すくいも、本当に欲しい子だけすくう。
安くて何匹も取れるからといって、取りすぎない。
そうやってちゃんと制限するなら、ヤフオクで金魚を売って新しい飼い主に届けることで、みんなが幸せになれるかもしれない。
赤の他人に渡すことは無責任なことかもしれないけど、過飼育状態を続けるよりはマシ。
自分の気持ちも、いつどう変わるか分からない。
それでも生き物を大切にしていく気持ちは、ずっと大切に持ち続ける。
大好きだからこそ、制限したり離れることも必要。
人間として金魚を尊重して、これからも一緒に幸せな毎日を送っていきます!