ネットに置き去りにされた何か
情報が溢れる現代においては、
情報を持っていること自体には
あまり価値がなくなってきている。
少し調べたら分かることばかり。
何をどう調べたらいいのか
分からない人もいるけど、
そういう人は、例え情報を仕入れても、
生かせない人が多そう。
情報収集や情報発信は大切だし、
楽しいコンテンツも沢山あるから、
ネットに向き合う時間が増えた。
そんな人は多いし、
これからも増え続ける可能性が高い。
リアルにはリアルの良さがあるし、
ネットにはネットの良さがある。
俺もつい3年前までは、
今ほどネットに触れていなかったから、
ネットを重点的にやり始めたのは、
割と最近の話。
そのせいか、ネットに浸ることは、
どこか寂しくて不健全な気持ちにもなる。
でもSNSを通じて色んな人と繋がったり、
関わったりすることが楽しいのも確か。
そこに一番可能性を感じてるのも事実。
でも、本当に大切な何かを
忘れてしまったというか、
置いてきてしまった気もする。
【目次】※読了まで残り約4分
・ネットに置き去りにされた何か
・リアルよりネットの方が効率がいい
・人の温もりと無機質なデジタル
・まとめ
リアルよりネットの方が効率がいい
ネットとリアルの関係性については、
今までも色々考えてきた。
俺はどちらかと言うとリアル寄りで、
ネットはリアルを越えられないと思ってた。
でも、最近は少し様子が違う。
逆にネットの方が可能性が広がっていて、
求めるものが手に入る気がする。
リアルで関われる人間には限りがあるし、
そんなに沢山の出会いがあるわけじゃない。
自分の話を同時に聞いてくれる人は、
ほとんどの場合10人以下。
でもネットは、それらリアルの欠点を、
全て補ってくれる。
関われる人間は数百人以上だし、
同時に発信を受け取れる人は、
数万人以上になることもある。
その点については、
どう考えたってネットに分がある。
実際に最近は、リアルで人と関わるより、
ネットで関わった方が楽しいと思ってる。
移動コストや拡散性の低さなど、
リアルは非効率なことが多く思えて、
無駄なことが多いと思うようになった。
人の温もりと無機質なデジタル
それでもリアルにしかないものもある。
人間味、空気感、一体感、レスポンスなど、
ネットよりもリアルの方が、
断然強く感じられるものも沢山ある。
笑い合ったり、触れ合ったり、
物理的に協力し合ったりするのは、
リアルでしかできない。
みんな、幼い頃はそうして生きてきた。
それらリアルでの人の温もりは、
無機質なネットでは感じにくい。
いくらその先に温かい心の人間がいても、
画面に映るのは無機質なデジタルで、
向き合っているのは人工的なデバイス。
だからネットは、どこか寂しいんだよね。
満たされるようで満たされない何かがある。
まとめ
でもこれは今に始まったことではなくて、
ひと昔前から、ゲームにハマったりして、
極力人と関わらずに生きていく人もいた。
ただ最近は、ネットの世界に浸る人が、
どんどん増え続けているってだけ。
元々バーチャルな世界の方が好きで、
居心地の良さを感じる人達もいるし、
逆に今でもリアルに偏っている人達もいる。
人それぞれ、自分に合う環境や、
求めるものは違うから、
リアルとネットのどちらがいいのかなんて、
そもそも議論する必要はない。
それぞれが求めるものがあればいいし、
それぞれの居場所があればいい。
リアルだって寂しい時もあるし、
ネットで心が満たされる時もある。
もちろん、その逆もよくある。
自分なりにうまく使い分けて、
気分や状況に合わせながら、
いいとこ取りをしていくのがベスト。
どちらも必要だし、いいものだから。
大切なのは、リアルかネットかじゃなくて、
自分自身が満たされる生き方を、
自分の意志で選べているか。
全ては、その為の手段でしかない。
リアルとネットの世界を行き来しながら、
幸せで楽しい日々を送ろうね(*^-^*)