経済的には順調だけどフリーランスとして後悔してる
少し前までの自分は、ほぼ無収入のフリーランス1本で生きていて、借金を積み重ねながらも自由に好きなことをしていた。
そのおかげで、得たものも失ったものも沢山あるけど、あれはあれで楽しかった。
現在は企業で労働しながらフリーランスをしているので、生活は保障されてる状態で、空き時間に自分の活動や制作を進めている。
社会人野球チームのメディア運営を担当しているので、フリーランスとしても報酬が発生しているし、YouTubeチャンネルも数ヶ月後には広告収入を得られる状態。
なので収入的には右肩上がりで、辛い極貧時代を脱出できた。
でも、自分の中でどこか納得できない。
その理由は、結局自力では現状を改善できなかったから。
極貧生活は精神的に凄く辛かったけど、それでも逆境の中、命を賭けて夢を追ってる感覚が楽しかった。
青春物語としては、フリーランス1本のまま逆転劇を繰り広げたかったな。
ほんのわずかな大きなすれ違い
時系列で追ってみると、2019年の11月末に就活を開始して、12月3日にすぐ就職先が決まった。
そして社会人野球チームの仕事の打ち合わせをして、契約したのが12月5日。
初出勤は12月9日。
この約1週間の間で、俺の状況は一変した。
社会人野球チームの総監督は会社を経営してる社長さんで、会社の仕事としても俺に色々案件を提案してくれてる。
つまり、もし俺が総監督と出会った時に就職先が決まってなかったら、その総監督の会社で働いたり、フリーランスとして今よりもっと沢山の仕事を受注することができたということになる。
それまでずっとロクな案件がなかったのに、総監督からお願いされる仕事は、どれも楽しそうで高報酬のものばかり。
もし過去に戻れるのなら、就活せずに総監督から受注する仕事案件にフルコミットしたかも。
あの時たった1週間だけ待っていれば、未来は大きく変わっていたかもしれない。
フリーランス1本で頑張っていた理由の1つは、こういうチャンスにすぐ飛び込めるからだったのに、絶妙なタイミングですれ違ってしまった。
もしあのまま就活せずに、総監督から受注する仕事をメインに活動していたら、フリーランスとして自力で逆転劇を繰り広げることができたかも。
そう思うと、就活に走ったことを後悔する。
甘えずに覚悟を決めてやるべきことをやる
でもまだチャンスは十分残っていて、時間的な余裕は少ないといっても、やれることは沢山ある。
しかも就職したからといって、しばらく働かなくちゃいけないわけじゃない。
いざとなったら明日退職届を提出して、1ヶ月後にまたフリーランス1本で活動することもできる。
昼間働きながらのフリーランスでいることは、リスクが少ない反面、色々と中途半端になりがち。
「時間がないからこれしかできない」なんてただの言い訳で、時間がないならどうにか作って良い仕事をするのが、本物のプロ魂であり、真の夢追い人。
なのでそのあたりは、俺はまだまだ自分に甘い。
それに、総監督から色んな仕事を受注できたとしても、それはあくまでクライアントワークなので、本当の意味での自力の収益じゃない。
自分で作った作品や自分自身の活動で収益を得てこそ、フリーランスとしての自力の収益になる。
逆境なんてなくても、命を賭けるくらい真剣に努力することはできる。
今一度覚悟を決めて、やるべきことを全部やりきろう!