コロナショックによる大不景気は人を追い詰め苦しめる
元々、日本はオリンピックが終わったら不景気になると言われていたけど、そのオリンピックの延期費用の負担や、ご存知大流行しているコロナの影響で、すでに過去最大級の不景気に突入している。
こうなると失業者や貧乏人が増えて、結果的に鬱病や自殺者が増えるという最悪の事態になる。
企業も経営が苦しくなればなるほどブラック化するので、給料は変わらなくても内容が厳しくなりやすい。
という感じで、不景気にはデメリットが沢山あるんだけど、その不景気を助長するコロナショックは、いまだに収束の気配なし。
例え収束したとしても、その後しばらく続く不景気を乗り越えて生きていかなきゃいけない。
しばらくの間、経済的に苦しくて追い詰められる人が増え続けることになりそう。
そう思った時に頭をよぎったのは、4年前に経済苦を理由に自殺した親友の顔だった。
自殺した親友の経緯と経済苦
俺の親友は不器用だけど優しくて、みんなから愛される天然キャラだった。
俺も全てを知り尽くしてるわけじゃないけど、どちらかというと楽観的な性格だったので、まさか自殺するとは思ってもいなかった。
しばらく経済的に苦しそうだとは思ってたけど、遊びに誘えば普通に来るし、彼女もできてお出かけしてたから、大丈夫だと思ってたんだよね。
でも冷静に振り返ってみると、会社も工場に転職したばかりで給料も少ないだろうし、一人暮らしをしていたから、経済的な余裕がないのは当然。
でも変に優しいところがあるから、周りに気を使って言えなかったのかも。
しかもご飯を沢山食べる人だったし、酒もタバコもギャンブルもしてたから、普通の人より出費が多かったはず。
自業自得と言えばそれまでだけど、経済的な余裕があれば、きっと今も元気に生きていたんだろうな。
俺も一時は超絶経済苦に陥って、借金まみれになってマジで死にかけたから、追い詰められて精神的に病む気持ちも少しは分かる。
俺の場合はたまたま家族や周りの人たちが助けてくれたし、将来に夢と希望を見いだせていたから、苦しい逆境の中でも前向きに生きてこれたけど、みんながみんなそうじゃない。
孤独に追い詰められて鬱になったら、「このまま生きていてもしょうがない」って思ってしまうこともある。
良くも悪くも、やっぱりお金は人生や生活に深くかかわってくるものだから。
経済面だけでなく心の繋がりも大切にする
話を現在に戻すね。
いつ終わるか分からないコロナショックは、不景気の谷に転げ落ちるような状況に拍車をかけている。
一番ダメージが大きい観光や宿泊に関連する仕事に就いている人から、接客業や娯楽系の仕事をしている人たちまで、確実に収入が激減している。
そしてその人たちがお金を使えなくなった結果、その他の業種の収入も下がるという最悪なループの中に、今世界中が取り込まれている。
収入が減るだけならまだマシで、中には解雇されたり就職先が見つからなくて、働けない人もどんどん増え続けている。
更に不景気のせいでブラック企業がはびこって、人の気持ちが追い詰められやすい状況。
だからこそ自力でお金を稼いだり節約することが大事なんだけど、やっぱり心身ともに健康でいることも凄く大事。
健康でいられれば大抵のことは何とかなるけど、不健康な状態だと最悪鬱になったり、自殺する結末になりかねない。
人と会うのが難しい状況だけど、信用できる人や大切な人との繋がりが、お互いの心を救い合うこともある。
「人を救うのは結局人なんだなぁ」と思う。
だからみんなもできる限りの対策をして、コロナショックに負けないようにね。
不景気の時はお金ばかりに注目しがちだけど、ちゃんと精神面にも気を配ってね。