社会は個人の自由を奪い、人生の大半を嫌なことを我慢するようにできている

これはあくまで一般論だけど、生まれてから小学生までは、割と親の決めた通りに生きていく。

そして中学生以降からは、少しずつ色んなことを自分の意思で決めるようになり、高校生から大学生時代が一番楽しくて自由と思われている。

その後、社会人になると会社で働くようになり、お金を稼ぐために我慢して頑張る日々が約40年続く。

20代〜30代前半で結婚して、子供を授かったりマイホームを建てたりする。

最後に60〜65歳くらいで会社を退職し、ゆるやかに老後を過ごしながら天寿をまっとうする。

大体こんな感じだろうか。

 

この一般論だと、生涯80年生きるとして、物心ついてない時期が約5年の6%、楽しい学生時代が約16年の20%、我慢して頑張る社会人時代が約43年の55%、老後が約15年の19%という計算になる。

これを見ると、我慢して頑張る時代、長すぎないか?

 

これは何かに似ていると思ったら、サラリーマンのライフサイクルに似ていることに気づいた。

1週間のうち、平日の5日は仕事で、週末は2日休む。

つまり71%は出勤日で29%は休日。

更に平日は、一番活動的な朝から夕方、もしくは夜までを会社で過ごし、あとは寝るだけみたいな人も多い。

こんな風に、大半は我慢して少し自由って感じの生き方が、凄く定着してると思った。

 

つまり多くの人たちは、かなり大事な大部分の時間を会社の労働に費やしていることになる。

「それが当たり前」と思う人も多いと思うけど、例え当たり前だったとしても、それは自分で望んだ配分だろうか。

俺は、みんな諦めてるだけだと思う。

もし仮に、逆の配分で、週5日は休みで2日は会社で働いて、今と同じ給料がもらえるとしたら、99%以上の人は「そっちの方がいい」と思うだろう。

つまり多くの人たちは、自由に過ごしたいと思いながらも、お金を稼ぐために望まない時間を過ごしていることになる。

今更だけど、社会はそういう仕組みになっている。

 

でもだからといって、好きなことを仕事にして収益を得ればいいかといえば、そうでもない。

好きなことを好きなように楽しむのと、好きなことを収益化するのは、ほとんどの場合別物になるからだ。

例えばラーメンを食べることが大好きな人がいるとして、ただラーメンを食べまくるだけと、それを動画として配信するのは違う。

後者は収益化のパターンだけど、動画を作るためには時間と労力が必要だし、ラーメンを食べる時も動画を作る前提で食べるようになる。

これはゲームでも美容でも、同じことが言える。

周りから見たら、好きなことを楽しみながらお金を稼いでいるように見えるかもしれないけど、本人は大変なこともあるし、したくないことをする時もある。

 

じゃあ宝くじで大金を手にして、お金を気にせず自由に生きていけば、充実した毎日を送れるかといえば、それもそうとは限らない。

暇すぎて怠惰な毎日は、とてもつまらなくて退屈。

頑張らなくてもいいからこそ、気力や体力が減退してしまいがち。

多くの人たちが、お金を稼ぐために嫌なことを頑張ってるけど、だからといってお金があればいいわけじゃないから、正解はなかなか難しい。

 

結論、自分はどうしたいのか、自分にとっての理想は何なのかを明確に定めて、そこに向かっていくのが良いね。

時には諦めや妥協も必要かもしれないし、全部がうまくいくわけじゃない。

どんな道を選んだって、辛いことや大変なことはある。

でも俺は、社会の仕組みに黙って取り込まれたくないから、何をするにしてもなるべく自分で選んで生きていきたい。

だからこそ、これからも自由について考えて、伝えながら行動していく。

自由を奪還する戦いは、これからもまだまだ続く。

その道こそが、新しい可能性を切り開くと信じてる。

 

 

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