現実と向き合わずに楽な方へ逃げると、過ちや失敗に繋がるので、誘惑を断ち切って努力を積み重ねる

今までの人生において、過ちや失敗のほとんどは『現実と向き合わずに楽な方へ逃げた』ことが元凶だったと思う。

 

幼い頃は親や先生の言うことを聞いてたから、やるべきことをやっていたんだけど、周囲の期待とは裏腹に指示されたことに対しては意欲が低かった。

活躍できるのに部活の試合に出たくなかったり、良い学校に入学できるのに近くのバカ高に進学したり、やればできることでもしてこなかった。

 

自信と実力はあるのに舞台には上がらない。みたいなもどかしい感じ。

周囲が提示する正解を選びたくないという、天邪鬼な性格のせいもあるけど。

 

ただ困ったことに、楽な方へ逃げたはずが余計厳しい状況に陥ることが多々あって、例えば高校3年生の時に就活をサボった結果、ブラック企業に勤めるハメになったとか、働かずにいたら借金が増えたとかよくある話。

そもそも楽な方へ逃げる奴が努力できるはずもなく、努力しないから良い成果を出せないのは当然のこと。

ずっと言い続けてきた「好きなことを自由に楽しみながら生きていきたい」という願望も、そんな生き方をモロ反映していると思うようになった。

 

前向きに捉えるなら、そんな事実に気づけたからこそ今後は対策できるわけで、人生の後半戦をどう生きていくかを考え、挽回できるチャンスが生まれる。

その対策は一言で言うなら『弱い自分に負けないこと』。

 

自分という存在は生きてる限り常に在り続けるので、かなりの長期戦になるけど、自分に負け続けていたら何も成し遂げられない。

なので自分の場合、誘惑に対しては気持ちより理性を優先させて、論理的に正しい判断をする方が良さそう。

 

でも作品作りや方針なんかは、気持ちを優先させて突っ走っていく。

例えば世間の流行りはコレだけど、自分が作りたいのはアレだからアレ作るみたいな。

なので気持ちを優先させることか、理性を優先させることかの判断も重要になる。

 

更なる副産物としては、誘惑を断ち切ることで時間とお金の節約もできるようになること。

例えば「ケーキを食べたいけど健康に悪いからやめておこう」と判断した場合、ケーキを買うお金や移動に使うガソリン代を節約できるし、お店に行って帰ってくる時間も節約できる。

 

仮にケーキ代が500円、ガソリン代が100円、往復の移動時間+レジに並んだりケーキを選ぶ時間の合計が30分とするなら、誘惑を断ち切るだけで600円と30分の資源を失わずに済む。

これを10回繰り返せば6千円と5時間の節約になるし、極端な話100回繰り返せば6万円と50時間の節約になる。

細かいことを言えば健康被害もゴミもゼロ。

これこそまさに努力の積み重ねであり、健全な自己成長とも言える。

 

こんな風に例を挙げたらキリがないけど、今後は誘惑を断ち切り、現実と向き合い、楽な方へ逃げないように頑張る。

悔し涙と嬉し涙という青春の雫を流す為にも、これくらいはこなさないとね!

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