価値提供と報酬はイコールではない【基本的な経済の流れを解析】

前までは価値を提供すればその分何かしらの報酬が返ってくると思っていたけど、どうやらそんなに単純な話ではないらしい。

 

例えば俺は十代の頃ラルクが大好きだったんだけど、基本的にレンタルショップで借りて聴いていた。

シングルなら100円、アルバムでも300円くらいしか支払ってないし、そもそもそれらは直接ラルクの収入にはなっていない。

でもラルクが人生にもたらした価値は絶大で、今でもその影響はあるし大切な思い出にもなっている。

 

スマホゲームにしても無課金のまま遊ばせてもらっているし、作曲や動画編集アプリにもお金を払ったことがない。

その反面、もう何年も使ってない健康保険に数十万円を支払ったり、大しておいしくない食事に数千円支払うことはある。

 

つまり価値を感じているのにお金を支払ってないこともあれば、価値を感じていないのにお金を支払ってることもある。

わざわざ説明するまでもないけど、価値提供イコール報酬にはならない。

これはみんなも感覚的に分かってると思う。

 

報酬にも色々あるけど、分かりやすく報酬を収益とした場合、価値提供した分を収益に換算したければ仕組み作りが重要になる。

例えばラルクが自分たちで曲を販売したりYouTubeで公開すれば、買ったり聴いたりしてもらえた分の収益を得られる。

スマホゲームも完全無課金の仕組みではなく、広告を挿入したりアイテムを購入してもらうことで収益源を作ることができる。

 

この仕組み作りはどんどん進んでいて、どんなコンテンツや作品でも収益化する手段はいくつもある。

ただ難しいのが、ユーザーや顧客としてはなるべくお金を支払いたくなくて、安い方がユーザーや顧客が増えるのも確か。

 

ウェブ上やコンテンツに溢れてる広告も、見る側にとっては基本的には邪魔なものだったりする。

テレビだってCMがない方が見やすいし楽しいよね。

 

でも全て無料にすると、そもそもその作品やコンテンツが生まれなかったり、継続できなかったりする。

それは作り手や運営側の都合だけど、お金の流れがあるからこそ成立していることも多いし、それが経済の基本でもある。

 

話をまとめると、価値を提供しつつうまく仕組みを作ることで、価値提供イコール報酬という方程式に近づいていける。

報酬を求めすぎてもダメだし、価値を提供するだけでもダメ。

価値提供と報酬のバランスをうまく取ることができれば、良いビジネスになるんだろうな。

 

これからスマホゲームをリリースしたり音楽を収益化していくので、今回書き記したことを意識して進んで行こう。

ブログと動画がメインの活動からスマホゲームと音楽がメインの活動に移行すれば、楽しいだけでなくきっと色んなことが変わっていく。

より多くの人たちに自分の作品を届ける為にも、制作活動以外も頑張るぞー!

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