金魚アトリエの運営と魚の販売についての、かなり後ろ向きな予測

早くも7月に突入し、金魚アトリエのオープンも近づいてきた。

電子書籍版の『金魚飼育の教科書〜入門編〜』も、早ければ今月中にリリースできる。

魚の発送に必要不可欠な酸素ボンベは、来週末に借りに行く予定。

 

こんな感じで順風満帆に見えるけど、懸念は日を追うごとに増している。

それは魚の販売価格そのものが低いことと、自分やわくわく金魚らんどのブランディングの低さにある。

 

まず一般的に、魚の生産者は高齢者がダントツで多い。

彼らは実家に広大な土地を有しており、年金生活を送っている為、多くの時間を投下しつつ収益性は追求しないでいいという無双状態にある。

その一方で俺は、会社員として働いている為、その他の空き時間で魚のお世話をしないといけないし、ワンルームの一部しか飼育スペースを確保できてないし、当然ながら年金や生活保護も受給していないので、収益性を追求しないと、生活するどころか経営そのものが継続できない。

これはかなり不利な戦いと言える。

 

そしてブランディングについては、誰にも知られていない素人と比べたら、こうしてブログやYouTube動画で発信している自分の方が有利なことは間違いない。

ただ、ブログやYouTube動画を見るのが好きな人でも、魚を飼いたいとは限らないし、飼いたかったとしても普通のお店で十分満足している人も多い。

それにワンルームの片隅で育てた自家繁殖の魚が、高値で売れるとは思えない。

その辺のホームセンターと比べたら、価格やクオリティで勝負できるかもしれないけど、知名度と利便性においては完敗。

魚の送料が1000円以上になるので、ホームセンターなどのお店で直接買った方が、コスパは断然良い。

 

そしてそもそも、わくわく金魚らんどの知名度や人気が高くないので、販売や育成コストを回収できるほどの収益を得るどころか、知ってもらうこと自体が難しい。

ハネ魚や不要魚を手離すという目的で販売するだけならいいけど、それならわざわざ苦労して販売せずに、近所の金魚屋さんに引き渡せばいい。

 

何よりここ2〜3ヶ月の間、魚関連に膨大な時間と労力を費やして、他の大切な活動が疎かになっているのも痛い。

でも魚の飼育や繁殖は、そもそもビジネス目的でしているわけでなく、好きな趣味として続けていることなので、そう思うとだいぶ気が楽になる。

好きなことにも色々あって、ビジネス展開した方がいいこともあれば、趣味で留めておいた方がいいこともある。

魚の飼育は、もしかしたら後者かもしれない。

 

でもそれならそれで、起業や独立を目指しているこの大事な時期に、好きな趣味にばかり時間と労力を費やしているのは考えもの。

それにただ好きなだけのことなら、他にも沢山ある。

 

なのでこれから始める魚の販売は、ビジネスというより、どちらかというと断捨離に近い感じになりそう。

期間も、今年の8月〜11月限定にする可能性が高い。

 

何事もやってみないと分からないし、今回のブログに書いたことはあくまで予測に過ぎないので、もしかしたらうまくいくかもしれないし、先に繋がる経験になるかもしれないので、やれるだけのことはやってみる。

自家繁殖でこれだけ多くの稚魚が産まれたのも初めてだし、どっちみち全員を飼育するのは無理だからね。

 

ただし、予測通り魚のビジネス展開がうまくいかなかった場合は、潔く退く。

そして魚関連に投下していたコストや労力を、他の活動に回す。

魚の販売をやめるのはもちろん、YouTubeチャンネルもプライベート化して、魚関連の動画を減らしていく。

金魚アトリエの運営は、その分岐点になるだろう。

 

という感じでかなり後ろ向きな金魚アトリエの運営だけど、色々頑張っていきます☆

思いがけない良いことが起きるといいな☆

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