誰にでも個性があって、
長所や短所がある。
自分と同じ人は存在しない。
でも、仕事においてはそうでもない。
全く同じ仕事ができる人は、
仕事内容によっては沢山いる。
簡単に言うと、代わりがいる。
更にハッキリ言うと、代わりがいる限り、
自分の価値は上がらないし、
給料も上がらない。
代わりがいるということは、
いなくなっても大丈夫ってことだから。
俺の会社の人を見ていると、
こんなに安月給なのに、
なぜ転職もせず、特に努力もせず、
不安さえ抱かずに働き続けるのか、
全く理解できない。
正社員として働いていれば、
それだけでいいって雰囲気。
特に何も考えてなさそうだ(笑)。
俺達の親年代(定年前後)の、
前時代的な価値観のままなのか。
本当に、人間らしくない。
製造業に長く勤めていると、
心まで機械になってしまうのかと、
恐ろしく思える時もある。
世の中は、もの凄いスピードで、
自動化・IT化・AI化している。
一昔前までは有り得なかった仕事が、
今では当たり前にあったりする。
近い将来なくなるであろう仕事も、
見えてくるようになった。
車の自動運転が確立されれば、
運転手は不要になる。
電話応対も、人は不要になる。
誰でもできるような仕事は、
今後どんどん淘汰されていく。
だから、無能な人は、仕事がなくなる。
企業側からしたら、例えバイトでも、
人件費は大きな費用になる。
企業の目的は利益を得ることだから、
余分な費用は削減して当然。
「自分だけの価値」がない人は、
不要と判断されてクビになるか、
安月給のまま働き続けることになる。
それは脅威に思えるかもしれない。
無能で考えなしの人にとってはね。
逆に有能な人にとっては、
とても大きなチャンス到来となる。
続く。