2004年に放送されたドラマ。
大学4年生の若者達の、
学生時代最後の青春を描いた作品。
それぞれの将来への不安や葛藤、
友情や恋愛、夢や現実など、
青春の全てを盛り込んでいて、
心から感動できる名作だよ!
もう13年の前の作品だけど、
違和感なく見ることができる。
いつの時代も変わらない青春を、
見事に具現化していて、
希望と感動に溢れている!
1つの特徴としては、ヒロイン役が、
耳の不自由な障害者であること。
そのヒロイン役が中心となって、
物語が進行していく。
元々4年前までは耳が聞こえていて、
華やかで称賛されるような人だった。
そこから絶望の底に落ちて、
色んなことを諦めたりして、
ひねくれて生きてきたけど。
主人公との出会いによって、
新しい運命の歯車が、大きく動き出す。
凄くリアルな作品で、
ノンフィクションと言われても
おかしくないような内容。
世間一般的な大人の姿と、
自分の心が求める自分の間で、
悩み苦しみながらも前に進む姿は、
青春度が高くて感動する。
勇気をもらえるよ。
あとはやっぱり友情と恋愛!
これこそ学生生活の醍醐味!だよね!
相手のことを思いやるのはもちろん、
本音でぶつかり合う感じが良い。
大人になると、無難な言葉を選んだり、
他人との距離感を保ったり、
相手の意見に合わせることが増える。
学生時代は、同年代が多いのもあって、
素の自分で人に接する機会が多い。
そうしなきゃできない友情や恋愛は、
頭で考えてできるものじゃない。
賢くないからこそ、未熟だからこそ、
得られるものも沢山ある。
大切だけど忘れてしまった
色んなことを思い出させてくれる名作。
古い作品だから、100円で借りれるよ。
是非観てみてね!