退職の時期が近づいてきた。
退職と同時に独立起業するという、
当時は無謀としか思えなかった目標も、
追い風が強くなっていって、
時間が経つにつれ、現実味を帯びてきた。
退職も起業も近づいてくる中、
入社から今までの過去を振り返ってみた。
7年も同じ会社にいると、
今の会社での仕事や社員に対して、
何とも言えない馴染みがある。
どうでもいいはずなのに、近い感じ。
今までしてきたこと、関わった人達。
全部どうでも良かったけど、
それでも人生の一部だったことは確かで。
28歳から34歳までの約7年間、
今の会社で、多くの時間を過ごした。
入社して正解だったけど、
この先もい続けたら、絶対後悔する。
変わったのは自分。
入社した7年前とは、価値観や考え方、
ライフスタイルや能力や状況も、
何もかもが、当時とは別人になった。
片田舎の工場での日々は、
穏やかだけど下らなくて、
期待されていたけど希望はなかった。
減点方式の評価や、
前時代的な仕事内容に対して、
いつの間にか心が抵抗するようになった。
でもそんな反発心が、
夢を追う原動力にもなった。
寂しくなんてないけど、
どこか悲しい気持ちになるのは、
この会社に残り続ける人達が、
絶対的に時代に取り残されてしまうから。
何も知らない無知さ、
人生を諦めてしまう諦観の姿勢、
小さな世界、成長を知らない毎日。
きっとこのまま、ただ年老いて、
後悔することすらできずに、
人生を終えていく。
もう手遅れだから、どうしようもない。
人生の選択肢は、大きく2つ。
適当に流されて生きていくか。
自分なりの目標とか、
希望に溢れた理想の未来に向かい、
学んだり、努力していくか。
自分自身の行動によって、
未来は大きく変わる。
どっちがいい?
青春するか、時代に取り残されるか。
選んでみて。