中学生時代を再現してみんなと一緒に青春するとしたら、法人化して会社自体をそういう場所にしようと考えた。
しかし仕事と学校は違うし、当然ながらその場にいる人の年齢も違う。
例えば中学生時代と全く同じ状況を作ったとしても、もうあの頃のような日々はもう過ごせないだろう。
時代も変わったので、今では中学生でもスマホを持っているのが当たり前だし、家に帰ればネット環境がある。
俺が中学生だった25年前と今では、世界そのものが違う。
今の大人が今の時代に中学生だったら、恐らく全然違う人生になるだろう。
そう、今更中学生時代の再現ができない理由は大きく2つ。
1つは年齢が違いすぎること。
もう1つは時代も違いすぎること。
みんなが仲良く青春できるような会社は、頑張れば作れるかもしれない。
でもそれは中学生時代の再現ではない。
法人化して事業を成功させ、従業員も顧客もみんな幸せで楽しい状況を作り出すことは素晴らしいけど、あの頃にはもう戻れない。
しかし、しかしだ。
当時の中学生時代を再現できなかったとしても、その時感じた楽しさや世界観は再現できるかもしれない。
というのも、ドラマやアニメに登場する中学生たちは、揃いも揃って中身が成熟している。
それは作られたストーリーとキャラクターだからこそで、台本に沿って設定が施されているからなんだけど、そんな風に擬似的に中学生時代を再現することは可能だ。
ということで、中学生時代を再現する為に必要な要素をザックリ書き出してみよう。↓
若い。
元気。
毎日同年代が100人〜200人くらいが同じ場所に集まる。
クラスや班によるチーム分け。
成長期。
純粋。
みんな同じような条件や環境で時間を過ごす。
先生と生徒がいる。
大体こんな感じかな。
これらの要素をできる限り再現する方法はいくつかあると思うけど、俺はその中でもメタバースに注目した。
今の時代で中学生時代を再現するなら、まずは世界を構築する必要がある。
その候補が法人化だったけど、会社と中学校は全然違う場所なので、各条件を満たしてもどこか違和感や相違点が発生してしまう。
なので世界そのものを25年前の時代背景にして、中学生になれる世界をメタバースとして作り上げればいい。
メタバース上ではみんな中学生で、大人も老人も中学生になった気でボイスチャットをしたり行動したりする。
見た目は若いアバターを作成し、好きな容姿や特徴で生きていく。
中学生時代の再現という共通認識により、その世界では中学生っぽく振る舞うことが正解になり、否定する人がいない。
でも大人としてのマナーや人間性は持っているので、まさに作られた世界の作られた中学生像をみんなが楽しむ場所になる。
そこで仲良くなった人たち同士が、現実世界で実際に会って仲良くなるのも最高だね。
更に自分が作ったスマホゲームと連結させて、ゲームに登場するキャラクターもその世界に存在させたら面白そう。
まさに新しいフロンティアの誕生だ。
(※フロンティアとは、開拓地と未開拓地の境界地域のこと)
俺以外にも「昔は良かった」と思う大人はそれなりにいると思う。
現実世界では極端に若さを取り戻すことができなくても、メタバース内なら誰でも若返ることができる。
その辺りの『世界構築スキル』はまだまだ低いけど、今後ハイスペックPCを購入してスキルを磨き上げていけば、きっと作れるようになる。
それがうまくいけば自然に法人化することになるし、メンバーと現実世界で青春できるようになるかもしれない。
そうすれば現実世界でも、ある程度は中学生時代を再現できるかも。
やはり現段階では、最終的に目指す先はメタバース構築か。
めちゃくちゃ楽しみ!