独立起業一点突破3

大人になって仕事をして、
結婚して子供を生んで、
マイホームを建てて、
定年まで社員として働く。

日本では一般的と思われてる人生。

子供の頃から、
そんなの超つまんないって思ってた。

一般的な人生がつまんないんじゃなくて、
決められた道筋ってのが嫌いだった。

 

自由なんてどこにもなくて、
好きになんて生きられない。

そう悲観しながらも、十代の頃は、
「今しかない」って思いながら、
好きなことややりたいことをした。

自分の居場所を探して求めたり、
「自分探し」なんてこともしてた。

そんな十代の思春期時代は、
凄く中途半端だったし、正しくもなくて、
何も残らなかったし、意味もなかった。

でも、自分らしかったとは思う。

 

大人になって、社会の厳しさとか、
自分の甘さとか未熟さを思い知った。

楽しいことも沢山あったけど、
諦めることも沢山あった。

許せないことも我慢して、
従うことを覚えた。

思いっきりはしゃぐのは楽しいけど、
20代半ばを過ぎると、
ただ楽しいだけの時間にさえ、
疑問や違和感を持つようになった。

その理由は、当時は分からなかったけど、
今なら答えが分かる。

それは、達成感と真剣さと情熱。

大人が持ちにくいもの。

でもそれら全ては、
青春することで得られる。

 

色んな情報を集めて、学んで、
色んな経験を積んで、
色んな人達と関わってきた。

そこで分かったのは、
自分も含めた多くの人達は、
「自分の人生なんてこんなもん」
って思って諦めていること。

理想の未来を思い描くことさえ、
しない人達が多過ぎる。

自分勝手な想像や空想をすることさえ、
できないでいる。

同一性を重視する日本人だからこそ、
多数派でいることが正解で、
個性をなくしたがるのかもしれない。

多くの人達は、
そんなこと望んでいないのに。

矛盾してるから、苦しいのに。

忙しい毎日を過ごし、流される。

 

俺がしたいことは、そんな多くの人達が、
本当の自分を取り戻して、
本当の自分らしく生きていく為に、
青春してもらう機会や環境を作ること。

なのに俺自身が、安全を確保した上で、
夢を叶える為の努力をするなんて、
何の説得力もないって思った。

無謀な挑戦をして、立ち向かうからこそ、
感動や希望を巻き起こせると思うから。

 

続く。

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