やっぱり自分は高校生時代の物語が好きだなと、改めて思う今日この頃。
どんどん歳を重ねて、息子も社会人になるくらいの年月が経ったけど、中高校生時代特有の神聖さや憧憬みたいなものは、十代の頃から感覚的に理解していたし、大人になってからも、日々その感覚は正しかったと思える。
だから大人になってから、十代の学生時代を懐かしんだり、「あの頃は良かった」「あの頃に戻りたい」と思うのも、ごく自然なことだと思う。
しかし時間はそんなことなどお構いなしで進み続けて、誰もが年老いて色んなものを失いながら死に辿り着く。
それは今のところ、不可避な現実である。
でも、十代の頃と同じように純粋な心を持ったり、ひたむきに努力することは、大人になってからでもできる。
そして、思考や精神を十代の頃のように味わうこともできる。
それが青春系の物語作品。
俺は作り手として、自分自身はもちろん、世の中のためになる物語作品を作りたい。
実際、アオのハコの漫画を一気に10巻くらい読んだ後は、脳がグレードアップしたような感覚で、今までしていたことを否定したり、もっと努力したい気持ちが高まった。
魅力的なキャラクターや感情を揺さぶる展開は、自身の価値観を正しい方向に導く。
そしてその世界に浸っている間は、とても心地良く感じる。
そんな時間が、人々が抱える苦しみや悲しみを、多少なりとも消し去る。
42歳にもなると、現実世界はある程度経験していて、飽和状態になった。
現実はルールや制約が多く、あんまり面白くないと感じるようになった。
失ったものもあれば、今だから持てているものもある。それは人間も時代も同じ。
そして世界は、現実・仮想・想像など複数存在していて、どこを主軸にするか、どの世界にどれだけ住むかは人それぞれ。
そんな時代の中、俺は自分が思い描く世界を作りたい。
約9年前に親友を亡くして、その後、あの命は救えたかもしれないと後悔した。
一言で言うなら、青春していれば人は鬱にならないし、鬱にならなければ自殺しようとも思わない、という結論に至った。
だから俺は、一人でも多くの人が青春できる世界を作りたいと思った。
その方法を見つけるまで、沢山の間違いや勘違いを積み上げてきた。
でもまだ遅くはない。2025年から収益性を度外視して、本当に良い物語作品を作るために進むようになった。
そして2026年は、ウェブ小説として「ミレニアムバース」を公開開始。同時に映像化も進めている。
ミレニアムバースという作品が、世の中にとって何になるかは誰にも分からない。
でもこの一石が、きっと誰かの人生を救ったり、より良くしてくれると信じて完成させていく。