金魚を飼育し始めて4年経った今の気持ち

今朝通勤途中に野良猫を見かけて、仔猫っぽかったし凄くかわいかった。

その後に自分ちにいる金魚を思い出してみると、「こっち(猫)の方がかわいいじゃん」と思った。

 

金魚やメダカなどの魚もかわいいし、そもそも生き物全般かわいい。

だから動物園に行くのも楽しいんだけど、そこで見て満足できる。

 

今となっては魚もそれら他の生き物と同じレベルで、特別好きな存在ではなくなった。

断捨離目的で大量の金魚とメダカを手離すことになったけど、そもそもそういう気持ちの変化もある。

 

パートナーであるなおみんが今の部屋に引っ越したのは、約1年3ヶ月前。

それから1年以上も同棲という選択肢がなかったのは、沢山の金魚やメダカを飼育して繁殖させたかったから。

ビジネス面での期待もあったけど、もし大量の魚を飼育していなければ、もっと早く同棲に向けて舵を切れたと思う。

 

金魚の飼育歴は4年4ヶ月だけど、健康的に生かして繁殖させて育成するところまで全部やり切った。

品評会や販売には興味がないし、多大なるコストを投下しなければいけない反面、期待収益は少ないこともあり、撤退することにした。

魚の繁殖と育成に関しては、田舎で年金暮らしをしているおじいちゃんたちには勝てない。環境も自由時間も違いすぎる。

 

この感情の変化は恋愛に似ていて、あれだけ情熱的にめちゃくちゃ行動的になり、できる限りの時間とお金をつぎ込んだ時期から数年経ち、今みたいな感情に落ち着いた。

魚や時代が変わったわけではなく、自分自身の気持ちが変わっただけ。

 

片道100km以上もある弥富まで、よくあんなに頻繁に行ってたなと思う。

販売ラインナップを見尽くしたり、水換えや掃除もよく頑張ってた。

だからこそ、ひとつの時代の終わりを強く実感している。

 

でも一見矛盾するようだけど、金魚の飼育をやめることは今のところなさそう。

たまには金魚屋巡りをして、お気に入りの子を見つけたい気持ちは今でもある。

 

前みたいに片っ端から買い集めたり、沢山繁殖させることはないけど、犬や猫を飼うように厳選した数匹を悠々自適に泳がせてあげたい。

今は断捨離を敢行しているから、手離すことばかり考えてるけど、また春になって新しい生活が落ち着いた頃に気持ちがどうなってるか。

まだ先のことは分からないけど、とりあえず今はそういう気持ち。

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