俺が所属しているフットサルチームは、
巧くなることや勝つことよりも、
青春することを最優先している。
例えるなら、学校の昼休みみたいな感じ。
初心者を沢山迎え入れて、
経験者は初心者に合わせてプレイしている。
経験者だらけで上を目指してるチームは、
地元浜松市でも沢山あるけど、
初心者専門のチームは、
数えるくらいしかない。
その少ない初心者専門チームも、
ほとんどが人数不足で、
月イチ開催を余儀なくされてる。
そんな中、俺のチームは、
毎週同チーム内で紅白戦を行っている。
出席率が高く、初めて参加した人も、
そのまま継続して参加してくれてる。
チーム運営としては順調で、
このまま人数も増え続けると思う。
でも最近迷ってるのは、
こんな風に手加減し続けるフットサルが、
果たして本当に楽しいのかどうか。
前にフットサル教室に参加して、
アグレミーナ浜松の選手と、
初心者に交じってフットサルをした時にも、
同じようなことを思った。
初心者はミスしても責められないし、
楽しく笑い合いながらプレイできる。
それはとても素晴らしいことだけど。
自分自身の気持ちは、
どうなんだろうって思った。
皆がフィールドでプレイしたがるから、
あえて長時間キーパーをしたりとか。
相手がドリブルを仕掛けてきた時に、
あえて抜かせてあげたりとか。
ここでシュートを打てば入るけど、
あえて味方にパスしてあげたりとか。
そんなんで、自分自身が、
ちゃんと楽しめてるかなって、
迷ったり考えたりするようになった。
youtubeで巧い人達のプレイを見ていると、
凄いなって思うし、憧れるし、
自分もああなりたいって思う。
自分の現役時代を思い出してみても、
巧くなって活躍することが、
何より楽しかった。
それもあって今は、
皆とフットサルをするより、
個人練習をしたいって思う。
練習しなきゃ巧くなれないから。
試合形式も巧くなれるし、
試合形式でしか経験できないことも、
勿論沢山あるけどね。
ストイックに練習して、上達して、
もっと活躍できるようになりたい。
何かを目指すわけじゃないけど、
純粋に、そう思うから、そうしたい。
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