もう7月になり、今年も本格的な夏がやって来た。
今年の夏は酷暑らしいので、きちんと熱中症対策もしておこう。
仕事もプライベートも含めて、なるべく昼間に外出しない行動を取りたい。
夏といえば鑑賞魚シーズンということで、金魚は自然繁殖しやすい時期を通り過ぎ、飼育する人が増える時期に入る。
我が家でも春から親魚をお迎えしたり繁殖させたり、針子や卵を仕入れたりしてきたので、本格的な育成期にもなる。
そこで我が家を代表するおしどり夫婦である五色ハーフムーンのペアが、今朝5回目の繁殖に成功した。
4回目の繁殖が大成功して、1000匹以上の数え切れない針子たちが誕生するという、金魚飼育始まって以来の快挙を成し遂げた1週間後に、またしても繁殖活動してくれたので、人工授精を試みた。
今回もオスがちゃんと精子を出してくれたし、保険としてもう1匹のオスの精子も受精させておいたので、かなり高い確率でまた大量の針子が孵化するだろう。
更に先日、ローズテールの無選別針子200匹と、東錦の無選別針子300匹を仕入れた。
またしても優良な親魚から産まれた針子たちが加わるので、我が家は空前の針子ブーム(?)に突入した。
正確な数は数えないけど、元々いた五色ローズテールの稚魚と獅子頭琉金の稚魚、五色ハーフムーンの稚魚を含めれば、総勢約2000匹以上の新世代を育成することになるので、ワクワクが止まらない。
もう水温が高いので、今朝人工授精させた卵たちも、3日以内に孵化してくれると思う。
ここで現実問題に向き合おう。
ただでさえ時間がなさすぎて、飼育スペースも枯渇している状況で、2000匹以上の稚魚たちをどうするか。
しかもメダカたちも毎日産卵しているので、そちらの兼ね合いも考えなきゃいけない。
好きなことを楽しむだけでなく、こういった課題も創意工夫して解決していかないとね。
まず、あれもこれもやっていたら全部中途半端になってしまうので、ひとまず8月末までは、金魚とメダカ関連の作業や活動を最優先にして、その他のことは一旦後回しにする。
音楽制作やクライアントワークもこなすけど、起業準備すらも優先順位を落とす。
そのくらいしないと、金魚とメダカのお世話を十分にこなすことができない。
そして稚魚も含めた我が家の金魚を、なるべく早めに手離す。
手離すというのは、卸や販売に踏み切るということ。
ハネ魚に関しては、近くの金魚屋さんに譲るかも。
ちゃんと選別したり育成をすれば、2ヶ月もあれば金魚すくいくらいの大きさには成長させられるので、早ければ来月8月には卸や販売が可能になる。
肝心の飼育スペースは、断捨離と金魚アトリエの整備を進めて確保。
それに合わせて棚・桶・水槽を増やして飼育スペースを拡張する。
その為にも今後しばらくは、新入りのお迎えを極力控える。
これだけだとただの生産者なので、金魚の飼育本を電子書籍として執筆して販売しつつ、YouTube動画の質と更新頻度も高めていく。
本来はメインになるこれらのコンテンツも、8月末まではサブ的な役割を担っていくことになる。
これらの計画はあくまで理想論だけど、シンプルで分かりやすい。
金魚アトリエオープンに関して、今年産まれの稚魚をどれだけ確保できるかが大きな課題だったけど、そこは大勝利できたので、次の段階に進む。
卸なら、どれだけ販売店と協力し合えるか。
販売なら、どれだけ確実に発送できるかが重要になる。
でもやっぱり一番は、自分自身が金魚とメダカの飼育をどれだけ楽しめるかだね☆
今はまだ毛みたいな針子たちが、どんな姿に成長していくかとても楽しみ。
そして一番の課題は、そんなかわいい魚たちを俺が手離せるかどうか(笑)
2000匹以上いたとしても、「全部飼う」って言い出しかねない。
ということで、間もなく金魚アトリエオープンです。
7月中には大枠を完成させるぞー!