秋の金魚飼育と稚魚育成について
今年の金魚飼育は色々大変なこともあったけど、例年に比べたら割と楽な感じ。
11月初頭は金魚が体調を崩しやすいけど、今年はまだ特別病気が流行ったりしてない。
まだ油断はできないけど、水槽と金魚の数が多いわりには安定してる。
ただ、この時期に自家繁殖させた稚魚たちがいるというのは、金魚飼育の楽しさと難易度を高めている。
でもヒーター飼育してるから、基本的には水換え時の水温さえ気をつけていれば大丈夫かも。
本当はもっと金魚の飼育数を減らして、飼育にかける時間と労力を少なくしたい。
そう思ってるうちに稚魚たちがどんどん成長していくし、400匹以上もいるとなると飼育場所にも困る。
これでまた自然繁殖したらどうしようw
あんまり気に入ってない金魚同士でも、産んでくれたら孵化させて育てたくなっちゃうんだよね。
でも基本的には水温が低い時期は繁殖しにくいし、これでもお迎えする金魚をかなり制限してるから、多分大丈夫だと思う。
とにかく今は、産まれたばかりの稚魚たちの今後が一番気になってる。
お迎えしたい金魚の傾向
9月と10月合わせて、金魚関連に14万円以上も使ってしまったけど、最近はヤフオクのラインナップも寂しくなってきたので、そろそろ金魚をお迎えしにくい時期になりそう。
そのタイミングで自家繁殖に成功したのは良いことなんだけど、色んな金魚屋さんを回って「かわいい金魚が沢山いるなぁ」と思いつつ、好き嫌いが結構ハッキリしてきたことに気づいた。
ここ数ヶ月の間にお迎えした金魚たちを見てみると、明らかに趣味が偏ってる。
和金などの長物系にはずっと興味がないし、オランダや東錦への興味も薄れた。
らんちゅうは個性が低いし飼育が難しいので、最近は購入を控えてる。
やっぱりよく買ってるのは丸々した感じの金魚で、ショートテールオランダやヤンボウをはじめ、胴が短いタイプに注目しがち。
アルビノ東錦も好きだけど、流通量が少なすぎてそもそも選ぶ機会自体が少ない。
でも最近は意外とキャリコ琉金やキャリコだるま琉金をお迎えしてるから、柄には相変わらず強い関心を持ってる。
同じ顔と形でも、色合いによって評価が全然変わるよね。
飼育環境の改善と稚魚の今後
飼育設備も更に改善していきたいけど、今月いっぱいで今の会社を辞めなきゃいけないので、出費はかなり制限しなきゃいけない。
本当は、60cm水槽用の上部フィルターもつけたいんだけどなー。
金魚が体調を崩しやすい時期だからこそ、体調管理や飼育環境の改善のことばかり考えてる。
しかし1回の繁殖で400匹もの稚魚が産まれたのは初めて。
過去4回の繁殖では、多くても140匹だったのに、大幅に最高新記録を更新した。
もちろん全員が無事に大きくなるとは限らないけど、きちんと育てていれば300匹は生き残る自信はある。
それはとても楽しみなことでもあるけど、解決しなきゃいけない大きな問題でもある。
普通に考えたら、配布や販売をして数を減らす方法がいいんだけど、そんな気分にはならなそうw
販売すれば収入にはなるけど、多分大した金額にはならないっていうのもあるけどね。
金魚水槽の水質が分からない【金魚飼育者としての苦悩】
本当、考えることだらけで嫌になる。
もっと水質の状態を細かく知る方法があればいいのに。
結局、金魚飼育の難しいところは、水質がハッキリ分からないところだと思う。
透明ならいいってわけでもないし、濁ってるから悪いってわけでもない。
水質が分からないからこそ、やるべきことも分からないって感じ。
最近は水量を増やして過密度を下げてるけど、それでも体調を崩す子は崩すし、気づいた時にはもう手遅れってパターンも珍しくない。
金魚飼育歴2年以上になっても、まだ分からなかったり苦戦することがあるからもどかしい。
でも好きなことだし、飼い主としての責任もあるから、頑張るしかないよね。
色々考えて、時に我慢して、できる限りうまくいくように努力していこう。