幸せな時

とある平日の出来事。

仕事が終わって帰宅して、
夕飯を食べていたら、
玄関のチャイムが鳴った。

どこの業者かと思い、
のぞき窓から外を見ても誰もいない。

てことは、まぁ、1人しかいないよね。

ということで、ドアを開くと、
隠れるように、笑顔の彼女がいた。

急なサプライズ訪問に驚いたけど、
会えて嬉しい気持ちと、
無邪気に笑う彼女が愛おしくて、
とても幸せな気持ちになった。

 

彼女は、前日に料理教室で習った、
メンチカツを作って持って来てくれた。

この間も、3ヵ月記念日に会った時、
チーズケーキを作って来てくれたっけ。

何を作っても、凄くおいしかった。

手作りの料理は、こんなにおいしくて、
嬉しいもんなんだなって、思った。

こんな良い子が彼女で、本当に良かった。
幸せ過ぎる。可愛過ぎるよ。

 

夕飯を食べた後、スーパーに、
お酒やお菓子を買いに出かけた。

近いし、車通りも少ないので、
俺の車を彼女に運転してもらった。

運転好きみたいだから、
ぎきちなくも楽しんでくれてた。

免許取りたてみたいな、
新鮮で初々しい感じが良いね。

 

買い物して帰宅してから、
お酒を飲んでお菓子を食べながら、
言の葉の庭って映画を観た。

全然楽しくなかったけど、
雰囲気が良かったね。
青春って感じもした。

こんな時間が、いつまでも続けばいいのに。

特別なことは何もしてないのに、
これが幸せなんだなって思った。

ただ一緒にいて、一緒にご飯を食べて、
買い物に行って、映画を観る。

そんな恋人としては当たり前の、
ごく普通の時間を過ごすことが、
こんなにも幸せだなんて。

知ってたようで、知らなかった。

 

今までの恋愛で、
悲しい思いや、辛い思いを、
してきた時期もあったけど。

その全てが、幸せな今に繋がっている。

だから、全部正解だったんだなって、
心から思える今を作れた。

彼女も、そう思ってくれてると良いな。

 

-翌日-

俺が仕事に行く準備をして、
家を出発する時に、お見送りをしてくれた。

何だか新婚さんみたい。

若いよね。何てったって、21歳だから。

ちょっと寂しそうにしてるから、
何回もキスしたり、抱き合ったりした。

仕事が終わって、ジムに行って、
夜の21時半頃に帰宅すると、
部屋がとても綺麗に掃除されていた。

食器も洗ってくれていて、
服も洗って、たたんでくれていた。

テーブルの上に、置手紙もあった。

dsc_0222

幸せ過ぎるよー。可愛いってば!(笑)

手紙って、もらうと嬉しいよね。

デジタルな現代だからこそ、
人の気持ちの暖かみを感じる。

わざわざ書く価値ありだね。

 

誰かと出会って恋をして、
幸せな時間を一緒に過ごすことは、
頑張れば誰にだってできること。

純粋に愛し合ってる恋人同士は、
何をしていても青春になるのかも。

だから皆、もっと恋をしよう。

そして青春しよう。

誰だって、幸せになる為に、
生まれて生きていくんだから。

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