夏の終わり

青春

もうすぐ夏が終わる。

夏は儚いもので、
社会人にとっての盆休みに入って、
ようやく夏本番と思ったら、
それがあっという間に過ぎ去り、
夏の終わりを感じてしまう。

盆休みも残り2日。

その後は8月に1回週末休みがあって、
その次の休日は、もう9月になる。

9月に入れば、急速に夏は秋へと変わる。

そうして夏は終わる。

 

夏の風物詩でもある花火のように、
夏はとても楽しくて、
キラキラした思い出で溢れているけど。

気が付けば、どんどん終わりに近づいて、
咲いたと思ったら散りゆく季節。

次の夏が訪れるのは、約9ヶ月後。

1年で最も青春できるこの季節は、
大好き過ぎて、楽し過ぎて、
したいことだらけなのに、
ほとんど何もできずに終わる。

 

結局、社会人になると、
職種にもよるけど、
仕事中はどの季節でも関係なくて、
夏を無駄遣いしてる気分になる。

この何とも言えない後悔というか、
淋しさや切なさは、
どう言葉にしていいか分からない。

ただ1つ言えるのは、今の自分は、
本当は望んでないものを
沢山抱えてしまっていて、
自分らしく自由に生きてはいないこと。

 

本当はもっと沢山、
花火を観に行きたかった。

もっと沢山の人達と繋がって、
酔っぱらったりして、はしゃぎたかった。

部屋でゆっくりゲームをしたかった。

もっと起業準備を進めたり、
コンテンツを制作したかった。

思いつくことは、
そんなに大したことじゃないけど。

やりたいことができないことは、
とても不自由に感じるし、
小さな後悔を積み重ねる。

もっと自分の気持ちに正直になって、
「Yes」も「No」も、
ハッキリできていたら、
今より少しは夏らしく青春できたかも。

それとも、今ある小さな幸せを、
大切に噛みしめて生きていくことが、
もしかしたら正解なのかもしれない。

 

夏の終わりは、自分に問いかける。

「本当にこれでいいの?」
「また、時間がなくなったよ」
「たった1歩が、遠いね」

 

でも、まだ夏は終わってない。

終わる寸前かもしれないけど。

ほんの少しずつだけど、
前に進めてはいる。

最後に、自分なりの花火を打ち上げよう。

悔いのない夏にする為に。

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