見知らぬ参加者

青春同好会の名の元、
フットサルチームを作って、
毎週プレイしてるわけだけど。

最低でも8人いないと、
フットサルはできない。

公式のフットサルは、
5対5の10人で試合をする。

3対3の6人で試合をすると、
キーパーが1人いるから、
フィールドプレイヤーは2人ずつ。

ということは、パスコースは1つ。

マンツーマンでディフェンスしていたら、
抜かれたら即キーパーと1対1。

疲れるし、人数が少ない分、
1人あたりのコートのレンタル料も、
高くなってしまう。

なので、フットサルの試合は、
4対4の8人が最低人数となる。

 

現在、自分のフットサルチームは、
12人のメンバーがいる。

ということは、5人不参加の時点で、
試合ができなくなってしまう。

実際、人数が集まらないから、
フットサルができない時があった。

 

でも、大好きなフットサルを、
最低でも週1回以上、
できれば週2回やりたい!

ということで、
とあるサークルの募集掲示板に、
メンバー募集要項を書き込んだ。

募集対象は、サッカー未経験者の男性。

どんなもんかなと、
期待し過ぎず、しなさ過ぎず、
反応を待ってみた。

 

だけど、書き込んでから3日経っても、
閲覧数は、たったの2人。

どうせ誰も寄って来ないって、
諦めていたけど、
ある人から参加申請が来た。

その人は、地元に住む、30代のSさん。

色々質問されたので、答えていった。

そしてあさって、
青春同好会のフットサルに、
参加してくれることになった。

 

今までのフットサルメンバーは、
メンバーの友達や知り合いで、
誰かしら知ってる人だけだった。

でも今回は、誰も知らない人が、
青春同好会に参加する形になった。

これは、ある意味凄いこと。

大多数の人達は、
いくらフットサルが好きでも、
いきなり知らない人達の輪の中に、
飛び込もうとは思わない。

不安だし、勇気が出ない。

でも、このSさんは、
自分が全く知らない輪の中に、
たった1人で飛び込んできた。

その勇気ある一歩は、
多くの人達が見習うべきこと。

あらゆる可能性を拡げる、
青春するチャンスを掴む行動。

 

彼は、どんな気持ちで、
見知らぬ人達の輪の中に、
飛び込むことを決意したんだろう。

同好会メンバーもSさんも、
お互いが、顔も性格も知らない同士。

Sさんからしたら、完全に新世界。

ただ1つ、確実に言えることは、
Sさんは、青春したがってるということ。

だから俺は、精一杯の誠意を込めて、
Sさんと一緒にフットサルをする日を、
良い日にしていきたい。

青春したがってる大人は、
全員俺の同志だからさ。

新しい仲間が増えるチャンスでもある。

だからこそ、Sさんの勇気ある決断を、
正解にしてあげたい。

だからあさってのフットサルは、
俺にとっては、ある意味試練の日。

青春の先生として、
青春したがってるSさんに、
青春させることができるか。

青春の先生としての、
真価が問われる時だ。

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