疑似的タイムスリップ

過去に戻ったかのように

時間は戻らない。過去には戻れない。

これは現代では絶対的な法則。

でも、過去の記憶はある。

「あの時こうだった」「こうすれば良かった」

そう思うことは、誰にでもある。

過去の記憶を思い出す時は、
ある意味、過去に戻ってる。

勿論、起きた出来事を変えることはできないけど。

だんだん記憶も薄れていくけど。

想像では、意識を過去に戻せる。

これを逆に利用してみよう。

 

想像力の威力

アイディアも想像の内。

人類は想像によって発展してきた。

ただ頭の中で考えるだけじゃない。

悲しいことを思い出せば、涙が流れる。

嬉しいことを思い出せば、笑顔になる。

ネガティブ思考になれば落ち込む。

ポジティブ思考になれば元気になる。

想像と現実は、少なからず繋がってる。

想像することで、
現実をコントロールできる場合もある。

イメージトレーニングって手法もあるくらいだから。

想像や空想は、時に自分を救う方法になる。

それを理解した上で本題に入ろう。

疑似的タイムスリップをする方法を教えるね。

 

最悪な老後

まずは、自分が年寄りになった最悪な状況を想像してみる。

ある程度、高齢の自分を想像してみよう。

家族なし。親も亡くなってる。月給14万円くらい。
ボロいアパート。体も弱ってる。見た目もみすぼらしい。
友達なし。恋人なし。貯金なし。スキルなし。
生活保護を受けなければいけない程の貧困。
やりたくない仕事。休みも少ない長時間労働。

こんな風に、できるだけ最悪な状況を想像してみる。

悲しくなるくらいリアルに。

 

そんな希望のカケラもない、
ただ死んでないだけの毎日を過ごしていた場合、
あなたは何て思うだろうか。

「若い内にこうしておけば良かった」
「いつからこんな風になってしまったんだろう」
「人生なんて、所詮こんなもんか」
「未来ある若者が羨ましい」
「間違いだらけ、後悔だらけの人生だった」
「もういつ死んでもいい」

笑い方も忘れて。
ほとんど誰とも話すこともなく。
孤独であることに慣れ過ぎて。
辛さも苦しさも当たり前になる。

 

これらは単なる想像じゃない。

超高齢化社会である日本では、
このような高齢者は増え続けているし、
実際、孤独死や自殺者は減らない。

そしてこの傾向は、このままだと、
この先ますます加速していく。

 

さぁ、この最悪な老後の想像に浸れたかな?

そしたら、現実に戻って来よう。

次のステップに進むよ。

 

今できること

さっき想像したような最悪な未来は、
まだ自分の力で回避できる。

最悪な未来から戻ってきた現状は、
きっと希望や可能性に溢れている。

30代・40代だって、まだまだ若いぜ。

さぁ、最悪な未来を回避する為に、
今できることは何か、考えて実行しよう。

お金を稼ぐこと。家族を作ること。
人間関係を構築すること。健康でいること。

幸せで、笑顔でいられるように。

「産まれてきて良かった」
「素晴らしい人生だった」
「あの時こうしておいて良かった」
「こんなに楽しい」
「まだまだこれから」

そんな風に思えるような人生がいいよね。

 

望まない運命には、とことん抗おう。

その姿は、神々しい程の輝きを放つ。

そして、希望と感動を巻き起こせる。

その連鎖が続いていけば、
人生が変わる。世界が変わる。

 

疑似的タイムスリップの最後の仕上げは、
理想の未来を思い描くこと。

さっきとは逆に、とことん理想の未来を想像してみよう。

その理想の未来を実現させる為には、
今何ができるか、何をするべきか、
考えて実行しよう。

それが青春するってこと。

流されず、自分を強く持とう。

青春しようぜ。

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