手を伸ばして

友達に色々言われた。

「ネガティブな人や自分勝手で求めてばかりの人とは関わらない方がいい。引っ張られるよ。」

「時間には限りがあるからさ、いちいち構ってたら、あっという間に人生終わっちゃうに。」

「だから付き合う人間は選べ。マイナスの影響がある人との縁は切れ。」

勿論、俺の為を思って言ってくれた言葉。

言ってることも、よく分かるし、納得できる。

でもさ・・。

じゃあ、見捨てられた人はどうなるの?

そのまま救われないまま、孤独でいろって?

ネガティブだろが何だろうが、
大切な人が病んでるのに遠ざかるなんて、白状過ぎるよ。

そういう内容を伝えたら、

「でも実際に自分が病んじゃってるじゃん。だから言ってんの!」

と言われてしまった。

それは現実だから、反論はできない。

 

人を救うということは、救う側と救われる側の両方が、
手を伸ばし合う必要がある。

片方だけ手を伸ばしても、もう片方が手を伸ばしてなけば、
手を取り合うことはできない。

双方が手を伸ばして繋がった時、初めて協力できるんだ。

それは、具体的には悩みを相談すること。

困りごと、問題、悩み、考え事等を打ち明けること。

何を考えて何を思ってるか、伝えること。

そこから始まる。

 

でも現実は、そう簡単にはいかない場合がある。

心を開けない人もいるし、心を開ける相手がいない人もいる。

救いを求める人を、利用しようとする人もいる。

誰にも打ち明けられずに、悩み、病む人が多いのが現実。

打ち明けたところで、必ずしも解決できるわけでもないし。

努力したり、願うだけでは叶わないことも沢山ある。

 

友達が言うように、付き合う人を選ぶことも大切。

でも、自分にとって都合の良い人だけと付き合うと、
損得勘定の付き合いになってしまう可能性が高い。

そんな人間関係ばかりだと、本当の友達や仲間はできにくい。

ここが人間関係構築の難しいところ。

大人は頭で考え過ぎるから、友達ができにくいんだ。

 

だから、自らの意志で立ち上がることも大事。

ただ「助けて」って言うだけより、まずは自分が頑張ってみる。

それでもダメなら、周りの人達に救いの手を伸ばそう。

実は意外と、優しい人が多いからさ。

大丈夫だよ。

いざとなったら、俺に相談してくれてもいいよ!(笑)

 

付き合う人を選ぶことに関して、俺はまだ答えを出せずにいる。

割と誰とでも仲良くするし、予定が空いてれば誰とでも遊ぶからさ。

それが交友関係の拡大に繋がってるんだけど、
正直、この人とはもう会わなくてもいいなって思う人もいるよ。

でも頼られたら、ほっとけないんだよね。

時間には限りがあって、時間をどう使うかは命を使うことだから。

時には苦しい決断をする必要もある。

本当は、皆が笑顔で平和に暮らしていけるのが一番最高なんだけどね。

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